先発起用に応えた川崎のヤングジュニア…「自分たちの方向性が明確になってきている」

ゲームハイ22得点をマークしたヤングジュニア［写真］＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　11月19日、各地でB1リーグ第6節が開催され、川崎ブレイブサンダースは敵地で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦した。

　序盤はロースコアの試合を展開した両チーム。川崎は前半を25－33と8点差を追いかける形で終えたが、後半に入ると名古屋Dの猛攻を受け、第3クォーターの開始約3分には15点までリードを許してしまう。しかし、ビッグラインナップでゲームの流れを奪い返すと、最終クォーターにはトランジションから得点を量産し、85－73で見事に逆転勝利を飾った。

　2戦連続でスターターに名を連ね、ゲームハイ22得点を挙げた川崎のマイケル・ヤングジュニアは「1試合を通してディフェンスの強度を保てたことが勝因だと思います」と、クラブの広報を通して名古屋Dとの第1戦を振り返った。

　後半ではニック・ファジーカスとビッグラインナップを形成し、川崎に勢いをもたらしたヤングジュニア。頼れる存在であるファジーカスがチームに戻ってきたことに心強さを感じたようで、「前半はオフェンスがかみ合わなかったですが、後半から自分たちのオフェンスで得点を重ねられました」と語っている。

ヤングジュニア（右）は2戦連続での先発起用に応えた［写真提供］＝川崎ブレイブサンダース

　ヤングジュニアは今季から川崎に加入し、チームに合流して約3カ月が経過している。これまでリーグ戦10試合に出場してきたが、「チームに慣れなければならなかった」と手探りの日々を過ごしていたと吐露。しかし、バイウィークには仲間と互いを深く知ることができ、「自分たちが何をしたいのか明確になったこともあり、このチームは成長してきています」と手ごたえを感じているようだ。

　後半だけで14得点を挙げる活躍を披露したヤングジュニア。チームの逆転勝利を後押ししたファンに向けて、「ファンの皆さんもチームの一部だと思っていますので、一緒に戦い抜いてほしいと思っています。会場にいらっしゃる方も、オンラインで観戦する方も、応援よろしくお願いします」とメッセージを贈った。

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