2022.08.24

マイケル・ヤングジュニアが川崎ブレイブサンダース加入会見…北GMはオールラウンダーとしての活躍に期待

加入会見に応じた川崎のマイケル・ヤングジュニア [写真提供]=川崎ブレイブサンダース
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 8月24日、川崎ブレイブサンダースマイケル・ヤングジュニアの加入会見をオンラインで実施した。

 ヤングジュニアは206センチ105キロのパワーフォワード。2017年にワシントン・ウィザーズと2ウェイ契約を結ぶと、Gリーグやフランス、ポーランドなどのクラブでプレーした。

 会見に出席した北卓也ゼネラルマネジャーは、昨シーズンはニック・ファジーカスがベンチに下がった時、オフェンスが停滞していたことを指摘した上で、「攻撃の起点になれる選手を求めていて、いろいろな選手を探した結果、マイケル選手を獲得しました。彼はオールラウンダーです。インサイドでも、アウトサイドでもプレーでき、ボールハンドラーにもなれます。ポストアップもできるので、攻撃のバリエーションが増えることを期待しています」とコメント。すでに練習に合流しているようで、「クイックネスやスピードもある。パスもうまいです。川崎のシューター陣を活かしてくれると思っています。川崎にマッチしてくるはずです」と続けた。

 ヤングジュニアは大学を卒業した2017年にBリーグのクラブからオファーを受け、翌年にも話をもらったようだが、Gリーグやヨーロッパでのプレーを選択。LJ・ピーク茨城ロボッツ)やディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ)など知人が日本でプレーしていることもあり、「Bリーグについては少し耳にしています」と明かした。

 幼少期は家族の影響でアメリカンフットボールや野球を楽しみ、本格的にバスケットボールを始めたのは14歳の頃だという。

「当時のコーチが自分にガードのスキルを落とし込んでくれて、ハンドリングの練習をしていました。目標だった選手はコービー(ブライアント/元ロサンゼルス・レイカーズ)、レブロン(ジェームズ/現レイカーズ)の2人。彼らのようにオールラウンドな選手を目指したいと思っていました」

 移籍に際し、「エージェントと話し、川崎一択で決めていこうと。迷うことなく、川崎にしようと考えていました。Bリーグ、川崎、日本についてはいい噂しか聞かなかったので」と即決だったようだ。

 新潟アルビレックスBBから加入した納見悠仁とともに新戦力として期待される27歳は「チームが掲げる天皇杯優勝、地区優勝、リーグ優勝の3つを達成したいです。僕も、チームも同じ方向を見て、目標を達成できるように頑張っていきたいです」と意気込んだ。

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