2023.03.09

【SR渋谷vs群馬】SR渋谷は日本人選手の活躍が必要不可欠…群馬はディフェンス面を継続したい

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サンロッカーズ渋谷vs群馬クレインサンダーズ(@青山学院記念館)
GAME1:3月11日17時5分、GAME2:3月12日14時5分

「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルの“裏”では、B1で唯一のゲームが開催される。12月17日、18日に開催予定だったサンロッカーズ渋谷vs群馬クレインサンダーズの代替試合だ。

 SR渋谷はバイウィークが明けた前節、富山グラウジーズに辛勝した。第1クォーターで30-15と優位に立ち、最大22点のリードを奪いながら、試合終了残り22秒に逆転の3ポイントシュートを献上。終盤は勝ち越し点を決めたケビン・ジョーンズのブロックで白星をつかんだが、中地区7位の富山に苦戦を強いられた。とはいえ、広島ドラゴンフライズ信州ブレイブウォリアーズを下した中断期間前を含めて4連勝と好調。ベンドラメ礼生が21得点9リバウンド8アシストと“トリプルダブル”に迫る活躍を見せたことも好材料だ。

 一方の群馬は秋田ノーザンハピネッツに快勝して後半戦をスタートさせた。2点ビハインドで迎えた第3クォーターをわずか10失点に抑えると、攻めては7人で26得点を記録。最後の10分間もバランスよく得点を重ね、最終的に22点差をつけた。五十嵐圭の離脱は痛手だが、トレイ・ジョーンズが今シーズン最多タイ9アシストを挙げたほか、並里成も6アシストをマーク。88得点を記録したオフェンス面に加え、相手を66点に抑えたディフェンス面にも手応えを得ただろう。

 両者は「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」出場圏に届いていないものの、代替試合をものにして上位陣との差を詰めたいところ。SR渋谷は富山戦を欠場したライアン・ケリーの出場が不透明のなか、外国籍選手はもちろん、井上宗一郎西野曜といった日本人選手の活躍が必要不可欠となる。逆に群馬は帰化選手のマイケル・パーカーを活かしたラインナップで相手の弱みを突き、前節のようなディフェンスをSR渋谷相手にも継続できるか。

■ロスター
・SR渋谷(HC:浜中謙)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
ベンドラメ礼生
小島元基
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
石井講祐
津屋一球
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人
井上宗一郎

・群馬(HC:水野宏太)
星野曹樹
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン

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