2023.04.07

今季最長出場の湧川颯斗、ディフェンスに手応え「しっかり貢献できた」

主力2人を欠く一戦で加入後最長となる16分25秒のプレータイムを獲得した滋賀レイクスの湧川 [写真]=B.LEAGUE
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 4月5日に京都市体育館でB1リーグ第29節が行われ、滋賀レイクス京都ハンナリーズと対戦。イヴァン・ブバが29得点9リバウンドと気を吐いたが、76-78と2点差で敗れた。

 1試合平均12得点3.7リバウンド7アシストを挙げる司令塔のテーブス海を出場停止で欠くなか、柏倉哲平が9得点6アシスト、キーファー・ラベナが12得点5アシストをマーク。ベンチから出場の湧川颯斗は加入後最長となる16分25秒のプレータイムを獲得し、5得点3リバウンド1アシスト1スティール1ブロックの活躍を見せた。

 194センチ84キロの大型ポイントガードは、アジア特別枠のマシュー・ライトともマッチアップ。第3クォーター開始4分13秒にはボールを運ぶライトからターンオーバーを誘発し、ルーズボールに食らいつくなど、ディフェンスでも貢献した。

 滋賀は公式HPを通じて、試合後の選手コメントを発表。高卒ルーキーは「自分の役割はディフェンスや泥臭いプレーで貢献することなので、ディフェンスに関してはしっかり貢献できたのかなと思っています」と振り返った。

 また、テーブスに加えて、負傷の杉浦佑成も欠場したことがプレータイム増加につながったというが、「少ないチャンスをちょっとはモノにできたかなと思っているので、この試合をキッカケに自信を持って試合に出た時はプレーしていきたいと思っています」と今後を見据えた。

 なお、滋賀は富山グラウジーズと入れ替わってリーグ全体23位に転落。降格圏内脱出に向けて、8日、9日は敵地の名古屋市枇杷島スポーツセンターでファイティングイーグルス名古屋と対戦する。

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