2023.04.15

昨夏より家庭の事情で離脱していた秋田の前田顕蔵HC…4月19日の仙台戦から指揮官に復帰

家庭の事情で一時チームを離れていた前田HC[写真]=B.LEAGUE
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 4月14日、秋田ノーザンハピネッツ前田顕蔵ヘッドコーチが同月19日の仙台89ERSからベンチ入りすることを発表した。当該試合からのレギュラーシーズン残り7試合で、前田氏はHCを務める。なお、ケビン・ブラスウェル アシスタントコーチは第32節(4月15~16日)の京都ハンナリーズ戦までHCを代行し、19日以降の試合ではアソシエイトコーチとしてベンチ入りする。

 2019年から秋田で指揮を執っている前田HCは、昨夏に家庭の事情でチームからの離脱が発表。今シーズンはケビン・ブラスウェルコーチがHC代行としてチームを指揮していた。前田HCは11月末よりチーム練習に復帰し、12月にはホームゲームのみベンチ入り。1月に入ってからはアウェイゲームでも数節ベンチ入りしており、4月19日からのHC復帰に至った。

 今回の発表について、前田HCはチーム公式サイトを通じ、以下のようにコメントしている。

「昨年、私の家族の事情でチームに大きな影響を与えました。そんな大変ななか、ここまでチームの指揮をとってもらったケビン・ブラスウェルAC、対応してくれたチームスタッフにフロントスタッフ、戦い続けてくれた選手達には感謝しています。日本中からたくさんの愛情を注いでいただきました。そして秋田でたくさんの方に支えられて毎日を進むことができています。1人だけでは戻ってこられませんでした」

「そしてシーズン終盤にこのような機会をいただけたことを当たり前ではないと思っています。本当にありがとうございます。自分ができるベストを尽くして秋田ノーザンハピネッツを表現したいと思います。熱く、激しく、全員で最後がりっと締めましょう! 一緒に戦ってください!」

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