2023.06.20

B3参入の福井が前SR渋谷の田渡修人を獲得「僕にできることの全てを捧げたい」

渋谷から福井への移籍が発表された田渡 [写真]=B.LEAGUE
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 B3リーグに新規参入する福井ブローウィンズは6月20日、サンロッカーズ渋谷から自由交渉選手リストに公示されていた田渡修人と、2023-24シーズンの選手契約に合意したと発表した。

 東京都出身で現在33歳の田渡は、185センチ79キロのシューティングガード。筑波大学からリンク栃木ブレックス(現:宇都宮ブレックス)に入団し、浜松・東三河フェニックス(現:三遠ネオフェニックス)への移籍を経て、2019年にSR渋谷へ加入。移籍4年目だった2022-23シーズンは、先発5試合を含む30試合に出場し、1試合平均1.8得点0.9リバウンド1.1アシストの成績だった。

 移籍先が決まった田渡は、「福井の皆様の活力となるような『気魄(きはく)』あるプレーでチームに貢献していきたいと思います。そして、今まで培ってきたバスケットボールの知識や経験など、僕にできることの全てをこのチームに捧げたいと思います」と、福井の公式HPを通じてコメントした。

 これで8人目のプロ契約選手発表となった福井の塚本鋼平ゼネラルマネージャーは「オフコートキャプテンとしてチームを支えた経験も長く、常にプロ選手としての価値を考え、バスケットボールで社会を元気にしたいと行動している、まさに福井ブローウィンズが求めている選手です」とプレー面以外の部分でも田渡を高く評価。

 続けて、「創設したばかりの福井ブローウィンズが名実ともに素晴らしいチームに成長できるよう、オンコートだけではなくオフコートでの立ち居振る舞いから在り方まで一緒に作り上げていきたいです」と思いを明かした。

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