2024.04.05
11月1日、『東アジアスーパーリーグ(EASL)』2023-24シーズンのグループラウンドが開催され、千葉ジェッツが敵地でフィリピン王者のTNTトロパンギガと対戦した。
立ち上がりから7-0のランに成功すると、勢いそのままに50-32で前半を終えた千葉J。第3クォーター終盤には、点差を1ケタに詰め寄られる場面もあったが、試合終盤にはしっかりと立て直し75-66で勝利。敵地に乗り込んで3連勝を飾った。
クラブの公式SNSを通して、ジョン・パトリックヘッドコーチは「4週間弱で12試合目だったかと思いますが、とてもタフなスケジュールでした」と難しい状況であったことを踏まえたうえで、「良い前半だったとは思いますが、後半は簡単にはいかないと思っていました。相手もカムバックし最後はクロスゲームにされました。それでも最後まで戦って勝つことができ、本当にチームを誇りに思います」と振り返った。
Bリーグのシーズンもこなしながら国外での試合も戦っていくタイトな日程。それでも、EASL3連勝でグループ首位、Bリーグ東地区3位とどちらも好位置につけている。指揮官は「毎週末1試合ではなく、2試合しているので、土日プレーして移動している状況です。選手のみんなは試合だけでなく疲労との戦いもしてくれて、誇りに思うし、先のことより目の前にある1試合に集中しています」と選手を労った。
また、この試合ではジョン・ムーニーがゲームハイの30得点16リバウンド2アシスト3スティールをマーク。疲労を感じさせないプレーでチームを勝利へと導いた。「あれがジョン・ムーニーなのです。あれこそが彼です」と太鼓判を押すパトリックHC。「信じられないモーターで戦ってくれています。今日の試合も審判の笛に左右されず、戦い続けてくれました」と絶賛している。
千葉Jの次なる戦いは、11月4日17時からホームにシーホース三河を迎えて行われるB1公式戦。その後、9試合を戦い抜いたのちEASLの予選リーグへと戻り、現地12月13日19時から同グループ暫定2位の安養正官庄レッドブースターと敵地で対戦する予定だ。
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