2024.01.08

得点源として千葉ジェッツの逆転勝利に貢献した金近廉「最後まで強くプレーし続けられた」

2試合連続で得点力を発揮した金近[写真]=B.LEAGUE
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 1月7日、Bリーグの第16節が各地で行われ、千葉ジェッツ京都ハンナリーズとアウェーで対戦。クラブは公式SNSをとおして、試合後のコメントを伝えている。

 99-83で第1戦に勝利した千葉Jだったが、第2戦では第4クォーター残り9分32秒の時点で11点のビハインドを背負う苦しい展開となる。それでも、富樫勇樹金近廉を中心にチームで計7本の3ポイントシュートを沈めると、最後の10分間で30-13と京都を圧倒し、83-76で逆転勝利を飾った。

 ジョン・パトリックヘッドコーチは、「第3クォーター終わりの時点で10点のビハインドを背負ってしまいましたが、第4クォーターで非常にディフェンスが良くなった」と勝因を語ると、「第2クォーターで流れが京都さんにいってしまいましたが、後半にかけて特に麻斗が+14の活躍を見せて頑張ってくれました。メンバーの少ない今の状況において、とても大切な2勝を挙げることができたと思います」と、先発としてプレーした小川麻斗の活躍を称えた。

第2戦では9得点3リバウンド2アシスト2スティールをマークした小川[写真]=B.LEAGUE

 この試合ではケガにより離脱中の二上耀原修太に加え、大倉颯太もコンディション不良のため欠場するなど、計10選手で挑むこととなった千葉J。第1戦で14得点3アシストと存在感を発揮した金近は、「今日は颯太さんも出られないということで、メンバーが少ない中でも、特に僕だったり麻斗だったり若手の選手がやっていくしかないと思って試合に臨みました」と語ったとおり、第2戦でも15得点を奪う活躍で勝利に貢献した。

「やはりミスをしてしまうこともまだまだあるんですけど、それでも最後まで強くプレーし続けられたと思うので、それがいい方向につながってくれて良かったです。また、今季逆転勝ちすることもあまりなかったので、そういう意味ではチーム力も上がって来ているのかなと感じますし、勝利できて本当に良かったと思います」

ジョン・ムーニー(中央)とゼイビア・クックスがダブルダブルを記録し、インサイドを支えた[写真]=B.LEAGUE

 前節ではホームで中地区首位の三遠ネオフェニックスに連敗を喫するなど、波に乗り切れないシーズンを送っている千葉J。現在15勝13敗で東地区3位となっているが、若手の奮起により浮上のきっかけをつかめるか注目だ。

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