2024.11.03

獅子奮迅の活躍でSR渋谷を勝利に導いたホーキンソン「2本目のダンクは気分爽快」

敵地で躍動したホーキンソン[写真]=B.LEAGUE
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 11月2日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第6節が開催され、サンロッカーズ渋谷越谷アルファーズとアウェーで対戦。SR渋谷は公式ホームページをとおして、試合後のコメントを伝えている。

 敵地に乗り込んだSR渋谷は、13-1のランで試合をスタート。しかし、直後に連続11失点を犯すと、接戦のまま第4クォーターを迎えることに。それでも、この勝負所で大黒柱のジョシュ・ホーキンソンが連続ダンクやバスケットカウントなどを決め、一気に相手を突き放すと、最後は84-71で勝利を飾った。

 指揮官のルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは、「攻守ともにフィジカルに戦ってくる越谷に対して、どう立ち向かうかが鍵だったが、ガード陣がかけてくるプレッシャーに対し、スコアリングエリアでプレーして守り方を瞬時に見極めてしっかり攻略できた」と語ると、「試合を通じて何度か波があり、越谷が試合をひっくり返すチャンスもあったが、自分たちで崩れずに勝利をつかめたので、見事に勝ち切った選手たちを称えたい」と激闘を終えた選手たちを労った。

 この試合でホーキンソンは、36得点12リバウンド2アシスト2スティール2ブロックと大車輪の活躍を見せた。「出だしから強く戦い、アップダウンがある試合でしたが、終始戦い続けたことが勝利につながりました。カイ・ソット選手に対しては彼が嫌がるようにフィジカルに戦い、ロブパスからのアリウープダンクをさせないように意識しました。ガード陣がしっかりプレッシャーをかけ続け、簡単にペイントに侵入させずに守ってくれたので、しっかり守ることができたと思います」。

フィールドゴール成功率は70.6パーセントと高確率に得点を重ねた[写真]=B.LEAGUE

 第4クォーター中盤に速攻からのボスハンドダンク、そしてドライブからの豪快なワンハンドダンクと、2連続でダンクシュートを叩き込んだホーキンソンは、「試合の中でそこまでダンクに行くチャンスがなかったですが、2本目のダンクは気分爽快でした。自分はそこまでアスレチックな選手ではないのでトロイ・マーフィージュニア選手と比べると派手さは劣りますが、流れをつかむ意味でいいダンクシュートでした」と謙遜しつつ、勝利を手繰り寄せた場面を振り返った。

「まだ同一カードで2連勝できていないですが、明日それができるチャンスがあります。越谷は何がなんでも勝ちくると思うので、出だしから受け身にならずにリードをしっかり守り、40分戦い続けたいです」

 ここまで6勝4敗で中地区3位のSR渋谷だが、ホーキンソンが語ったように、今シーズンは同一カードでの連勝がまだない状況だ。アルバルク東京三遠ネオフェニックスといった同地区の上位陣に迫るべく、敵地で2連勝を目指す。

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