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脅威の“1試合43得点”に3試合連続ダブルダブルも…日本代表の吉井裕鷹はリーグトップの3P成功率73.3%

(左から)マーク・スミス、吉井裕鷹、D.J・ニュービル[写真]=B.LEAGUE
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 10月18日から同20日にかけて「りそなグループ B.LEAGUE 2023-24 SEASON」B1第3節が行われた。

 今節は長崎ヴェルカの新外国籍選手であるマーク・スミス群馬クレインサンダーズ戦で躍動。19日のGAME1で脳震盪による離脱から3試合ぶりに復帰すると、勝負の後半に怒涛の連続得点を挙げ、3ポイント6本の成功を含む1試合43得点をマークした。なお、B1における1試合最多得点記録は、2017-18シーズンに当時栃木ブレックスに在籍していたライアン・ロシター琉球ゴールデンキングス戦で記録した52得点。スミスの43得点はB1歴代14位タイとなっている。

 2度リバウンド王に輝いた実績を持つ千葉ジェッツジョン・ムーニーも健在だ。京都ハンナリーズをホームに迎えた2連戦で11得点15リバウンド、21得点14リバウンドをマークし、前節から3試合連続のダブルダブルを記録。今シーズンもペイント内で強烈な存在感を放っており、第3節終了時点でリーグトップの1試合平均12.8リバウンドをマークしている。

 昨シーズンのレギュラーシーズンMVPであるD.J・ニュービル宇都宮ブレックス)も、仙台89ERSの敵地に乗り込んだ今節GAME2で36得点を荒稼ぎ。3ポイントの精度はいまひとつ(14本中4本の成功=成功率28.6パーセント)だったが、オーバータイムだけで10得点、フィールドゴール成功率75パーセントと勝負強さはピカイチ。これで開幕から6試合連続2桁得点(平均21.7得点)とし、第3節終了時点の得点ランキングでもリーグトップに立っている。

 パリ2024オリンピック日本代表だった吉井裕鷹三遠ネオフェニックス)は、ホームで行われた“古巣”アルバルク東京との2連戦で12得点2アシスト、17得点9リバウンドと、自身2シーズンぶりとなる2試合連続2桁得点をマーク。要所で放つ3ポイントの成功率73.3パーセントはリーグトップと高水準のパフォーマンスを見せ続けている。

 また、同じく日本代表の主力として大車輪の活躍を見せてきたジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)も、今節は広島ドラゴンフライズをホームに迎えた2連戦で14得点11リバウンド、13得点15リバウンドと奮闘。こちらは3試合連続のダブルダブルとし、激戦の中地区で勝率五分のスタートとなったチームを支えている。

 第3節終了時点での主要個人スタッツトップ3は以下の通り。

B1第3節終了時点でのリーダーズ

▼得点
1位 21.7点 D.J・ニュービル(宇都宮)
2位 20.5点 ブロック・モータム(滋賀)
3位 19.8点 コティ・クラーク(島根)

▼アシスト
1位 7.2本 佐々木隆成(三遠)
2位 6.7本 齋藤拓実(名古屋D)
3位 6.5本 富樫勇樹(千葉J)
3位 6.5本 アンソニー・クレモンズ(SR渋谷

▼リバウンド
1位 12.8本 ジョン・ムーニー(千葉J)
2位 12.0本 トーマス・ウェルシュ(北海道)
3位 10.8本 ライアン・ロシター(A東京)
3位 10.8本 ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷
3位 10.8本 ヴォーディミル・ゲルン(大阪)

▼スティール
1位 2.5本 D.J・ニュービル(宇都宮)
1位 2.5本 マイク・コッツァー(横浜BC)
3位 2.3本 ライアン・ロシター(A東京)

▼ブロック
1位 1.7本 サッシャ・キリヤ・ジョーンズ(川崎)
2位 1.5本 アルトゥーラス・グダイティス(A東京)
2位 1.5本 ザイラン・チータム(名古屋D)

▼3ポイント成功率
1位 73.3% 吉井裕鷹(三遠)
2位 70.6% 小酒部泰暉(A東京)
3位 53.1% コティ・クラーク(島根)

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