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坂田央が5人制プロバスケから引退…今後は3人制や地域リーグなどで活動へ

5人制プロバスケットボールの現役引退を表明した坂田央[写真]=B.LEAGUE
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 7月21日、B2リーグの愛媛オレンジバイキングスから自由交渉選手リストに公示されていた坂田央が、自身のSNSを通じて5人制のプロバスケットボール選手から引退することを発表した。

 東京都出身で現在32歳の坂田は、193センチ95キロのスモールフォワード。日本大学からBリーグ開幕前の2014年に広島ドラゴンフライズに入団し、プロキャリアをはじめる。2018年に島根スサノオマジックへ移籍し、2020年7月から愛媛に4年間在籍した。昨シーズンはB2リーグ戦57試合に出場し、1試合平均2.4得点を記録した。

 21日夜に自身のXアカウント(@runrunsakata)を更新した坂田は、「この度、10年間の5人制プロバスケットボール人生に幕を下ろし、引退することを決断しました。大好きなバスケを仕事にできて、たくさんの経験から人間的にも成長させてもらい、そしてバスケを通して素晴らしい仲間たちに出会うことができました。僕のバスケ人生での何よりの財産です」と、キャリアを通して関わってきた人々へ感謝。

 また、「今日でプロバスケ選手生活が終わりますが、今後も3人制や愛媛国体や地域リーグ等でまたバスケに関わるのでまたどこかでお会いする機会があればよろしくお願いします」と、今後についても言及。プロキャリアを終えた愛媛で、引き続きバスケットボールに携わっていくことを明かした。

 最後の所属先となった愛媛は、「コートを駆け抜け、粘り強いディフェンス、そして華麗に放たれる3ポイントシュートにチームを幾度となく勝利に導いてくれました。4シーズンという長きにわたり、愛媛オレンジバイキングスでともに戦っていただきまして、誠にありがとうございました。これまでの、坂田選手の活躍に心からの敬意と感謝を申し上げるとともに、新たなキャリアでのご活躍を祈念申し上げます」と、公式サイトにメッセージを掲載。

 2シーズン所属した島根も、クラブ公式Xアカウント(@susanoo_m)を通じて、「大怪我からの復帰の茨城戦や、B1再昇格の熊本戦など数々な印象的なシーンが思い出され、穏やかな笑顔で多くのファンを魅了してくれました。10年間の現役生活、本当にお疲れさまでした 坂田選手の新たなステージでのご活躍を祈念しております」と労った。

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