2025.11.19

渡邊雄太が日本代表キャプテン就任「緊張感を持ってやれている」W杯予選へ始動

日本代表のキャプテンに就任した渡邊雄太[写真]=バスケットボールキング
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 11月19日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング22位)が練習を公開。いまだメンバー選考段階ではあるが、「FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Winodw1」へ向け、渡邊雄太がチームキャプテンを務めることが発表された。

 チームを率いるトム・ホーバスヘッドコーチは、「ユウタは誰にでもストレートに言う。そういうパッション、スタイルがこのチームには必要だと思った」と、キャプテンを任命した理由を説明。

 その役割について、渡邊本人は「もちろん責任を持ってやらなきゃいけない」と前置きしつつ、「“キャプテンが目立っているチームは二流だ”という風に言われて育ってきた。そういうチームにならないように、いい意味で誰がキャプテンかわからないようなチームでないといけないなと思っています」とも話した。

 渡邊個人としては、今夏の『FIBAアジアカップ2025』をコンディション調整のために欠場しており、今回のWinodw1に出場すれば、昨年の『パリ2024オリンピック』以来となる代表公式戦出場になる。「アジアカップは本当に申し訳ないことをしたというか、みんな頑張っている中で自分は個人的に休ませてもらったので、その分、今回は自分が中心となってやっていかなきゃいけない」と力を込めた。

[写真]=バスケットボールキング


 合宿3日目を迎えたチームについては、「本当にすごくいい雰囲気でできていると思います。勝たなければいけない緊張感を持ってやれている」と渡邊。自身は11月のBリーグ公式戦で3ポイント成功率7.4パーセント(2/27本)と精彩を欠いたが、「原因はわかっている。そこが直れば」と前向きだ。

 今回の代表戦は、11月28日と12月1日に開催されるチャイニーズ・タイペイ代表との同予選2連戦。対戦相手の印象について問われると、「ここ最近また世代交代をして力をつけてきているなという印象。自分たちもしっかり準備していかないと、そう簡単に勝てる相手ではないかなと思います。基本的にはガードの2人がメインとなって点を取ってくるということなので、そこをしっかりと自由にさせないというところが日本代表としては大事だと思います」と警戒した。

 11月28日はホームのGLION ARENA KOBEで19時5分、12月1日はアウェーの新荘体育館で20時ティップオフ予定だ。

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