2019.08.02

福岡第一が“令和初”のインターハイ王者に輝く! 決勝で北陸に100点ゲームの圧勝

3年ぶりにインターハイを制した福岡第一[写真]=兼子慎一郎
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8月2日に鹿児島県のサンアリーナせんだいで「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子決勝戦が行われ、福岡第一高校(福岡県)が北陸高校(福井県)と対戦した。

 3年ぶりの優勝を狙う福岡第一は、開始からクベマジョセフ・スティーブ(3年)が得点を伸ばす。開始3分35秒からは速攻から小川麻斗河村勇輝(ともに3年)が加点して10点リードを得た。その後も、得意の速い展開に持ちこんで、最初の10分間を23-11で終えた。

 続く第2クォーター、ベンチメンバー中心の福岡第一に対し、北陸は土家拓大(2年)を起点に攻撃を組み立て相手についていく。残り3分26秒には、髙橋颯太(3年)のタフショットが決まって1ケタ点差に。しかし、福岡第一の山田真史(3年)がこのクォーターだけで4本の3ポイントをマークし、前半終了時点でのスコアは51-32となった。

[写真]=佐々木啓次

 第3クォーターに入っても、福岡第一は攻撃の手を緩めず点差を拡大。残り4分で30点差にすると、守備も立て直しこの10分間を26-11とした。

 73-43でスタートした第4クォーターは序盤から河村、小川、内尾聡理らが得点をマークし、開始3分30秒時点で88-48とする。その後はベンチメンバーをコートへ送りだす余裕を見せ、最終スコア107-59で試合終了。初戦から次々と強豪校を撃破して勝ちあがった北陸を48点差で退け、見事“令和初”のインターハイチャンピオンに輝いた。

【試合結果】
北陸 59-107 福岡第一 (@サンアリーナせんだい)
北陸|11|21|11|16|=59
福一|23|28|26|30|=107

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