プレッシャーに打ち勝った福岡第一のキャプテン小川麻斗「勝ててホッとしました」

福岡第一を優勝に導いた小川 [写真]=兼子慎一郎

　8月2日、鹿児島県のサンアリーナせんだいにて「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」の決勝戦が行われ、福岡第一高校（福岡県）が北陸高校（福井県）に107－59で勝利し、優勝を決めた。

　試合後に取材に応じた福岡第一のチームキャプテンを務める小川麻斗（3年）は「3年間でインターハイでは日本一になれていなかったので、ラストインターハイは必ず日本一になりたいなという気持ちでやって、日本一になれたのでよかったです。ホッとしました」と胸をなで下ろした。

　下馬評で優勝候補の一角とされていた福岡第一。これに対しては「強い、強いと言われているので、負けられないなと。昨日も負けられない戦いだったので、勝ててホッとしました。自分たちのバスケができれば強いと思うので、そこはできたかなと思います」と回答。

決勝でも100点ゲームを演じ、強さを証明した福岡第一 [写真]=兼子慎一郎

　決勝戦では、13得点をマークした小川。準決勝の23得点と比べるとやや寂しい数字となったが「昨日試合だと河村がマークされて、自分が攻めて点を取って、そこをカバーできたというか、助けられたんですけど、今日は自分がマークされて、河村が助けてくれたし、他の3人もディフェンスだったり、そういうところを助けてもらったかなと思います」と自軍を称賛した。

　前回王者そして、インターハイ王者として挑むウインターカップの意気込みを問われると「去年もウインターは大差で勝っているので、去年のウインターはミスがなかったので勝ちに繋がっていたと思うので、半年間でいかに自分たちがレベルアップできるかが大事なので、今までの練習とか個人練習だとまた同じミスになるので、練習を工夫してやっていきたいと思います」と意気込みを述べた。