2021.08.05

今大会の1試合個人得点ランキングは? 夏の全国で輝いた“点取り屋”たち/インターハイ2021男子

得点とリバウンドで圧倒的な存在感を放ったアラバ[写真]=バスケットボールキング
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 高校バスケ界2大大会の一つ、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子の部が、7月25日から30日にかけて開催された。

 大会初日に抜群の存在感を放ったのが和歌山南陵高校のアデチュチュ・デイビッド・アラバだ。1回戦で相対した高水高校との試合で49得点を挙げる大暴れ。得点源として創部2年目のチームに全国初勝利をもたらした。1回戦から全国屈指のスコアラーがしのぎを削った本大会に出場した“点取り屋”たちは、どれだけの得点を記録したのだろうか。

 インターハイ2021の男子1回戦から決勝までにおける、1試合あたりの個人得点ランキングを以下にまとめてみた。

インターハイ2021 男子1試合個人得点ランキング
1位:49得点 アデチュチュ・デイビッド・アラバ(和歌山南陵/1回戦・高水戦)
2位:41得点 ガンホヤグ・ドゥルグーン(柳ヶ浦/2回戦・盛岡市立戦)
3位:40得点 片根大空(高水/1回戦・和歌山南陵戦)
3位:40得点 アデチュチュ・デイビッド・アラバ(和歌山南陵/2回戦・前橋育英戦)
5位:39得点 ガンホヤグ・ドゥルグーン(柳ヶ浦/1回戦・米沢中央戦)
6位:38得点 谷口律(桐光学園/2回戦・白樺学園戦)
7位:37得点 谷口諒(鳥取城北/1回戦・西海学園戦)
7位:37得点 田中流嘉洲(中部大学第一/3回戦・開志国際戦)
9位:36得点 介川 アンソニー翔(開志国際/1回戦・九州学院戦)
10位:34得点 岩本拓巳(東海大学附属甲府/1回戦・北陸高校戦)
10位:34得点 テーブス流河(報徳学園/2回戦・法政大学第二戦)

 1位に輝いたのは、和歌山南陵高校のアデチュチュ・デイビッド・アラバ。前述の通り、1回戦の高水高校戦で49得点を挙げ、さらには47リバウンドという驚異的な数字で“ダブルダブル”を達成した。2回戦では前橋育英高校に1点差で敗れたものの、個人としては40得点34リバウンドと1回戦と同等のパフォーマンスを見せた。2位には、2回戦で記録した41得点を記録したガンホヤグ・ドゥルグーン(柳ヶ浦高校)がランクイン。インサイドだけでなく、3ポイントも3本決めるなど万能ぶりを見せた。

 3位タイに入ったのは高水高校の片根大空。アラバ擁する和歌山南陵高校と1回戦で相対し、得点源として活躍した。6位の谷口律(桐光学園高校)は39得点に加え、司令塔として8アシストも記録してオフェンスをけん引した。

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