2023.07.31
7月16日、トヨタ府中スポーツセンターにおいて、「Jr.NBA Powered by B.LEAGUE Basketball clinic in JAPAN」が開催。このクリニックはNBAとBリーグAが協力して実施されるもので、Jr.NBAプログラムを推進するNBAコーチおよびNBAでのコーチ経験者が来日し、14歳以下の男女を対象にクリニックを行うもの。

渡邊も子どもたちと一緒に汗を流した [写真]=NBA
クリニック後には子どもたちからの質問に回答。「普段はどのようなシュート練習をしていますか」の質問には、「シーズン中は反復練習をしています。試合で使うシュートを何本も打っています。今はシュートが入らなくても自分を信じて練習してください」とアドバイスを送った。
「プロに行ける人、行けない人の差は?」という質問には、「努力できる選手とできない選手」と即答。渡邊は「NBAには能力が高い選手はいっぱいいるけど、努力しないと残れない。これは昨シーズン、(ブルックリン・ネッツで)一緒にプレーしたKD(ケビン・デュラント)から学んだことで、彼のようなスーパースターでもドリブル一つひとつをおろそかにしない。自分ももっとやらないといけないと思いました」と、努力がいかに大切かを示し、デュラントとの逸話を入れ込んだ回答に、子どもたちも納得の表情だった。

子どもたちの質問に丁寧に笑顔で答える渡邊 [写真]=NBA
このイベントでは笑顔を絶やさず、さらには子どもたちの質問にも丁寧に答えていたのが印象的だったが、それについて問われると、「とにかく元気だなというか、明るいなと思いました。シーズンが始まると子どもたちの質問に答える機会がありません。メディアの皆さんとの質疑応答はありますが、あのように子どもたち相手に質問に答えるというのは全然いつもとは違う形で、自分自身も楽しかったですし、本当はもっと時間をとっていろんな質問に答えてあげたかった。でも、あの短い時間の中で自分の言いたいことは言えたかなと思っています」とコメント。
「自分自身も楽しんでいるところを見せたりだとか、笑顔をなるべく見せるようと考えていました。自分が楽しかったから笑顔だった部分もあるんですけど、より『バスケットって本当に楽しいんだよ』という部分をみんなにも感じてもらいたくて。でも、僕がそれをやるまでもなく、みんなそれぞれバスケを楽しんでいたので、僕も一緒になって、便乗して楽しんでいた感じです」と、逆に子どもたちから大事なことを思い出させてもらったようだ。
思い出の一環として、「せっかく一緒に練習するのなら、ダンクを見せてあげようというのがありました。もちろん、わざとやられるという選択肢もありましたが、せっかくなので(シュートを)ブロックをしてあげるのも、思い出に残るかなという感じです」と、子どもたちへのプレゼントも忘れていなかったようだ。

ダンクが決まると歓声が沸き起こった [写真]=NBA

100名の子どもたちにとってかけがえのない経験になったはず [写真]=NBA
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