2023.07.18
Bリーグ創設から7年目となった2022-23シーズン。レギュラーシーズンでは千葉ジェッツがB1歴代最高となる53勝7敗(勝率0.883)の成績を残すと、ファイナルではその千葉Jと琉球ゴールデンキングスが激突。最後は琉球が悲願の初優勝を果たし、シーズンの幕が閉じた。
本企画ではレギュラーシーズンで選手たちが残したスタッツをまとめ、項目ごとにランキング形式で紹介する。今回は合計アシストと平均アシストのそれぞれ上位20選手を見ていこう。
なお、平均のランキングにはBリーグの基準における規定出場試合数に達していない選手も含まれている。
1位:ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)456本(58試合出場)
2位:河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)440本(52試合出場)
3位:並里成(群馬クレインサンダーズ)394本(56試合出場)
4位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)336本(60試合出場)
5位:テーブス海(滋賀レイクス)332本(48試合出場)
6位:ディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ)328本(60試合出場)
7位:久保田義章(京都ハンナリーズ)325本(52試合出場)
8位:齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)318本(46試合出場)
9位:チェハーレス・タプスコット(茨城ロボッツ)315本(60試合出場)
10位:藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)308本(60試合出場)
11位:ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)297本(60試合出場)
12位:森井健太(横浜ビー・コルセアーズ)294本(60試合出場)
13位:スティーブ・ザック(秋田ノーザンハピネッツ)272本(60試合出場)
14位:鈴木達也(大阪エヴェッサ)265本(60試合出場)
15位:マシュー・ライト(京都ハンナリーズ)262本(56試合出場)
16位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)261本(58試合出場)
17位:サーディ・ラベナ(三遠ネオフェニックス)257本(60試合出場)
18位:トレイ・ジョーンズ(群馬クレインサンダーズ)244本(51試合出場)
19位:中山拓哉(秋田ノーザンハピネッツ)241本(60試合出場)
20位:コティ・クラーク(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)239本(53試合出場)
合計アシストの1位には僅差でペリン・ビュフォードがランクイン。島根での3年目を迎え、多くのスタッツでキャリアハイを記録したMr.トリプルダブルは、味方の得点を演出するスキルもリーグ屈指だ。
2位に輝いたのは440本を記録した河村勇輝。22歳の若手ポイントガードは、エースとして横浜BCをけん引し、球団初のチャンピオンシップではセミファイナル進出へと導いた。新人王やMVPにも選出され、「FIBAワールドカップ2023」での活躍も期待される。
3位には群馬に活躍の場を移したファンタジスタ、並里成が名を連ねた。今年の8月には34歳になるベテランポイントガードだが、394本のアシスト数は2017-18シーズンの自身最多438本に次ぐ記録となり、まだまだ衰え知らずのプレーを発揮している。
4位と5位には日本代表としても活躍する富樫勇樹とテーブス海が並んだ。得点とアシストでチームを引っ張るエースガードの二人だが、テーブスがアルバルク東京に移籍したことにより、新シーズンでは東地区のライバルとして対戦することとなった。
1位:河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)8.5本(52試合出場)
2位:ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)7.9本(58試合出場)
3位:並里成(群馬クレインサンダーズ)7.0本(56試合出場)
4位:テーブス海(滋賀レイクス)6.9本(48試合出場)
5位:齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)6.9本(46試合出場)
6位:久保田義章(京都ハンナリーズ)6.3本(52試合出場)
7位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)5.6本(60試合出場)
8位:ディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ)5.5本(60試合出場)
9位:チェハーレス・タプスコット(茨城ロボッツ)5.3本(60試合出場)
10位:藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)5.1本(60試合出場)
11位:ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)5.0本(60試合出場)
12位:森井健太(横浜ビー・コルセアーズ)4.9本(60試合出場)
13位:トレイ・ジョーンズ(群馬クレインサンダーズ)4.8本(51試合出場)
14位:マシュー・ライト(京都ハンナリーズ)4.7本(56試合出場)
15位:スティーブ・ザック(秋田ノーザンハピネッツ)4.5本(60試合出場)
16位:コティ・クラーク(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)4.5本(53試合出場)
17位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)4.5本(58試合出場)
18位:ジャスティン・コブス(アルバルク東京)4.5本(47試合出場)
19位:鈴木達也(大阪エヴェッサ)4.4本(60試合出場)
20位:青木保憲(仙台89ERS)4.3本(31試合出場)
20位:サーディ・ラベナ(三遠ネオフェニックス)4.3本(60試合出場)
アシスト王に輝いた河村が平均アシストの1位となると、ビュフォードは惜しくも2位となった。現在29歳と全盛期を迎えているオールラウンダーは、リーグ史上初となる得点王とアシスト王の同時受賞も狙える存在だ。
また、5位には名古屋Dの齋藤拓実、6位にはシーホース三河へ移籍した久保田義章がランクイン。両者ともにキャリアハイの平均アシストをマークしており、今後のアシスト王争いに絡んでくるかもしれない。
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