2023.07.16

“横浜BCのMVP”や“群馬のファンタジスタ”がランクイン…Bリーグ2022-23シーズン合計&平均アシストB1トップ20

B1リーグ2022-23シーズンの合計アシストと平均アシストランキングを紹介[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 Bリーグ創設から7年目となった2022-23シーズン。レギュラーシーズンでは千葉ジェッツがB1歴代最高となる53勝7敗(勝率0.883)の成績を残すと、ファイナルではその千葉Jと琉球ゴールデンキングスが激突。最後は琉球が悲願の初優勝を果たし、シーズンの幕が閉じた。

 本企画ではレギュラーシーズンで選手たちが残したスタッツをまとめ、項目ごとにランキング形式で紹介する。今回は合計アシストと平均アシストのそれぞれ上位20選手を見ていこう。

 なお、平均のランキングにはBリーグの基準における規定出場試合数に達していない選手も含まれている。

■2022-23シーズン B1合計アシスト トップ20

1位:ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック456本(58試合出場)
2位:河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ440本(52試合出場)
3位:並里成群馬クレインサンダーズ394本(56試合出場)
4位:富樫勇樹千葉ジェッツ336本(60試合出場)
5位:テーブス海滋賀レイクス332本(48試合出場)
6位:ディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ328本(60試合出場)
7位:久保田義章京都ハンナリーズ325本(52試合出場)
8位:齋藤拓実名古屋ダイヤモンドドルフィンズ318本(46試合出場)
9位:チェハーレス・タプスコット茨城ロボッツ315本(60試合出場)
10位:藤井祐眞川崎ブレイブサンダース308本(60試合出場)
11位:ベンドラメ礼生サンロッカーズ渋谷297本(60試合出場)
12位:森井健太横浜ビー・コルセアーズ294本(60試合出場)
13位:スティーブ・ザック秋田ノーザンハピネッツ272本(60試合出場)
14位:鈴木達也大阪エヴェッサ265本(60試合出場)
15位:マシュー・ライト京都ハンナリーズ262本(56試合出場)
16位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース261本(58試合出場)
17位:サーディ・ラベナ三遠ネオフェニックス257本(60試合出場)
18位:トレイ・ジョーンズ群馬クレインサンダーズ244本(51試合出場)
19位:中山拓哉秋田ノーザンハピネッツ241本(60試合出場)
20位:コティ・クラーク名古屋ダイヤモンドドルフィンズ239本(53試合出場)

現在25歳の久保田義章は年々スタッツを伸ばし、7位に入った[写真]=B.LEAGUE

 合計アシストの1位には僅差でペリン・ビュフォードがランクイン。島根での3年目を迎え、多くのスタッツでキャリアハイを記録したMr.トリプルダブルは、味方の得点を演出するスキルもリーグ屈指だ。

 2位に輝いたのは440本を記録した河村勇輝。22歳の若手ポイントガードは、エースとして横浜BCをけん引し、球団初のチャンピオンシップではセミファイナル進出へと導いた。新人王やMVPにも選出され、「FIBAワールドカップ2023」での活躍も期待される。

 3位には群馬に活躍の場を移したファンタジスタ、並里成が名を連ねた。今年の8月には34歳になるベテランポイントガードだが、394本のアシスト数は2017-18シーズンの自身最多438本に次ぐ記録となり、まだまだ衰え知らずのプレーを発揮している。

 4位と5位には日本代表としても活躍する富樫勇樹テーブス海が並んだ。得点とアシストでチームを引っ張るエースガードの二人だが、テーブスがアルバルク東京に移籍したことにより、新シーズンでは東地区のライバルとして対戦することとなった。

■2022-23シーズン B1平均アシスト トップ20

1位:河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ8.5本(52試合出場)
2位:ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック7.9本(58試合出場)
3位:並里成群馬クレインサンダーズ7.0本(56試合出場)
4位:テーブス海滋賀レイクス6.9本(48試合出場)
5位:齋藤拓実名古屋ダイヤモンドドルフィンズ6.9本(46試合出場)
6位:久保田義章京都ハンナリーズ6.3本(52試合出場)
7位:富樫勇樹千葉ジェッツ5.6本(60試合出場)
8位:ディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ5.5本(60試合出場)
9位:チェハーレス・タプスコット茨城ロボッツ5.3本(60試合出場)
10位:藤井祐眞川崎ブレイブサンダース5.1本(60試合出場)
11位:ベンドラメ礼生サンロッカーズ渋谷5.0本(60試合出場)
12位:森井健太横浜ビー・コルセアーズ4.9本(60試合出場)
13位:トレイ・ジョーンズ群馬クレインサンダーズ4.8本(51試合出場)
14位:マシュー・ライト京都ハンナリーズ4.7本(56試合出場)
15位:スティーブ・ザック秋田ノーザンハピネッツ4.5本(60試合出場)
16位:コティ・クラーク名古屋ダイヤモンドドルフィンズ4.5本(53試合出場)
17位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース4.5本(58試合出場)
18位:ジャスティン・コブスアルバルク東京4.5本(47試合出場)
19位:鈴木達也大阪エヴェッサ4.4本(60試合出場)
20位:青木保憲仙台89ERS4.3本(31試合出場)
20位:サーディ・ラベナ三遠ネオフェニックス4.3本(60試合出場)

キャリアハイの平均アシストでトップ5にランクインした齋藤拓実[写真]=B.LEAGUE

 アシスト王に輝いた河村が平均アシストの1位となると、ビュフォードは惜しくも2位となった。現在29歳と全盛期を迎えているオールラウンダーは、リーグ史上初となる得点王とアシスト王の同時受賞も狙える存在だ。

 また、5位には名古屋Dの齋藤拓実、6位にはシーホース三河へ移籍した久保田義章がランクイン。両者ともにキャリアハイの平均アシストをマークしており、今後のアシスト王争いに絡んでくるかもしれない。

B1の関連記事