2023.11.03

強豪対決を制した福岡大附属大濠が県予選優勝…福岡第一とともにウインターカップへ

福岡大附属大濠がライバルに勝利して県予選優勝 [写真]=佐々木啓次
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 11月3日にアクシオン福岡で「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」に向けた福岡県予選の決勝リーグが行われ、福岡第一高校福岡大学附属大濠高校が対戦した。

 ともに2連勝で迎えた決勝リーグ最終戦は福岡大附属大濠が2連続で3ポイントシュートを沈めると、試合開始から0-10のラン。福岡第一にインサイドで得点を許す場面もあったが、第1クォーター残り4分49秒の時点で8-17と9点のリードを奪った。一方の福岡第一はシュートをミスが続いたが、髙口陽季が終盤に“3点プレー”。15-25と10点差で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターも福岡大附属大濠の2連続得点で開始すると、相手のタイムアウト後も得点を重ね、残り4分34秒に3ポイントで21-38。その後、福岡第一の反撃を受けたが、29-43と14点のリードで試合を折り返した。

 第3クォーターに13点差まで縮まったものの、福岡大附属大濠は第4クォーター開始3分38秒に3ポイントで48-65。激しいディフェンスを繰り広げる福岡第一から逃げきり、61-76で勝利を収め、福岡県予選を制した。

 福岡大附属大濠は広瀬孝一が19得点、榎木璃旺が15得点、渡邉伶音が11得点の活躍を見せた。福岡県は出場枠が2つあるため、福岡大附属大濠、福岡第一の両校がウインターカップに出場する。

■試合結果
福岡第一高校 61-79 福岡大学附属大濠高校
第一|15|14|15|17|=61
大濠|25|18|14|22|=79