2024.09.21

第4Qで勝負強さを発揮した福大大濠、八王子学園との接戦制し2連勝/U18トップリーグ男子

要所で連続得点に成功した湧川(中央)/写真は福岡IHのもの[写真]=佐々木啓次
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 9月21日、東洋大学赤羽キャンパスHELSPO HUB-3アリーナで「U18日清食品トップリーグ2024(男子)」が開催。福岡大学附属大濠高校(福岡県)が八王子学園八王子高校(東京都)と対戦した。

 福大大濠は7-0のランから試合をスタートし、ファストブレイクから得点を積み重ねていく。25-21の4点リードで最初のクォーターを終え、第2クォーターでは八王子の速攻を止めきれずにリードをつかまれる場面もあったが、渡邉伶音の“3点プレー”などで応戦。36-40と点差を縮めて試合を折り返した。

 第3クォーターは互角の戦いとなり、福大大濠はインサイドで渡邊や勝又絆がリバウンドで体を張っていく。53-57で迎えた第4クォーター、渡邊の連続アタックから同点に追いつくと、勝負所では湧川裕斗が次々と得点を奪取。試合時間残り10秒には3点差まで八王子に詰め寄られたが、最終スコア74-71で福大大濠が勝利をつかんだ。

 2連勝の福大大濠は、湧川が24得点3リバウンド2アシスト、渡邊が23得点15リバウンド3アシスト4ブロックと躍動。第4クォーターの失速が響いた八王子は十返翔里が25得点6リバウンド5アシスト、平原侑真が19得点3リバウンドをマークしている。

■試合結果
八王子学園八王子高校 71-74 福岡大学附属大濠高校
八王子|21|19|17|14|=71
福大大濠|25|11|17|21|=74

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