2018.07.04
6月15日、八村塁(ゴンザガ大学)とニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)を新たに加えて臨んだ「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2018」は、男子日本代表チームが韓国代表を88-80で下した。
先発ポイントガードを務めた富樫勇樹(千葉ジェッツ)は、2人の新戦力が加わったことで「選択肢が広がった」という。
「やりやすくなったし、得点が完全に止まることがなかった。ニック選手がファウルをもらったり、八村選手がオフェンスリバウンドを拾ったり、いろいろな形があって。今後に向けて良かったと思う」
富樫自身は、司令塔としてピック&ロールの攻撃を展開する時に「2人をよく見るようにしていた」と明かし、「八村選手、ニック選手のどちらかを使うと、一人が空いてくるので。ニック選手のジャンプショットやフローターに対して、チームとしていいパスが出すことができた」。また、Bリーグの試合で対戦経験があり、この日も28得点と攻撃力を見せつけたファジーカスについては、「改めて『すごいな』という一言。ガードにとって、あんなに楽な選手はいない」と称賛した。
チームとしては「しっかりとしたディフェンスと、ボールを回すオフェンスができた」一方、ファストブレイクとターンオーバーからの失点も多かった。富樫は17日にゼビオアリーナ仙台で行われる韓国戦に向け、「チームとしてどう戦うかが見えてきているので突き詰めていきたい」と意気込みを口にした。
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