2018.06.18
6月17日にゼビオアリーナ仙台で「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2018」が行われ、男子日本代表チームが韓国代表と対戦した。
日本は第1戦と同じく、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(シーホース三河)、馬場雄大(アルバルク東京)、八村塁(ゴンザガ大学)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)をスターティングファイブに起用。比江島のレイアップで先制した日本はファジーカスがオフェンスリバウンドをねじ込み点を重ねる。対する韓国は早いボール回しから帰化選手、リカルド・ラトリフにボールを集めて対抗。イ・デソンのドライブからのバスカンなどもあり、互いに譲らない展開となる。日本は残り1分3秒にベンチスタートの宇都直樹(富山)がフリースローを2本決めると、残り6秒には竹内譲次(A東京)がジャンプシュートを決めて、23-20と3点リードで第1クォーターを終了した。
第2クォーター開始早々、八村の得点から辻直人(川崎)がスチールから3ポイントシュートを決めると、韓国ベンチはたまらずタイムアウトを請求した。その後、日本は八村の速攻、宇都と比江島のドライブで得点を重ね、37-28と9点ものリードを奪う。親善試合とはいえ連敗は避けない韓国はここから2-3のゾーンディフェンスを敷いて、日本の得点を止めにかかる。すると、韓国はホ・フンの3ポイントシュート、カン・サンジュのレイアップシュートで反撃開始。最後はキム・ジョニルが速攻を決め、43-44と1点ビハインドで前半を終了した。
後半に入り、ディフェンスのプレッシャーを高めたい日本だが、ファウルが重なりペースをつかめない。それでもファジーカスや馬場の得点で対抗していく。韓国はラトリフのインサイドをベースに、イ・スンヒョンなどがアウトサイドからシュートを決めて、リードを許さない。さらにラトリフ、ホ・ウンに連続で速攻を決められるとラマスHCはたまらずタイムアウトを請求、チームの立て直しを図った。加えてゾーンディフェンスを敷いて、韓国のリズムを狂わせようとするも、イ・デソンに3ポイントシュートを許し、最後はラトリフにオフェンスリバウンドをねじ込まれ、69-67とリードを奪われた。
韓国はラトリフが37得点10リバウンド6アシストをあげる活躍を見せて勝利に大きく貢献した。さらに出場した選手がバランスよく得点を決めて、99得点をあげて連敗を阻止に成功した。日本は比江島、辻、馬場、八村、ファジーカスと5名が2桁得点をあげるも、韓国のオフェンスを止めることができず敗退。オフェンスでは87得点をあげたものの、99失点となったディフェンスに課題が残る結果となった。
■試合結果
日本 - 韓国(@ゼビオアリーナ仙台)
JPN|23|21|23|20|=87
KOR|20|23|26|30|=99
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