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8月10日から13日の期間、国立代々木競技場第二体育館にて開催される「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」は、昨年産声をあげたアジアの大学バスケ界がより高みを目指すために創設された国際バスケットボール選手権大会。2回目となる今回は計8大学が参加して、2代目WUBSチャンピオンを目指す。『大学バスケの新時代』と銘打たれた真夏の祭典を前に、出場チームを紹介する。
チャイニーズ・タイペイから2回目の出場となる国立政治大(以下NCCU)はグリフィンズの愛称を持ち、2017年に設立された若いチーム。にもかかわらず直近の大学リーグやカップ戦において、多くのタイトルを勝ち取り、タイニーズ・タイペイの大学リーグUBA Division Iでは3連覇を達成した強豪だ。
グリフィンズの陳子威(チェン・ツーウェイ)ヘッドコーチ(以下HC)は「今回も『WUBS』に招待していただき、感謝しています。他国の優秀な大学バスケットボールチームと試合ができることを楽しみにしています。本大会は私たちにとって世界のトップと競うための貴重な機会であり、私たちを招待してくださったJUBF(全日本大学バスケットボール連盟)と『Rakuten Sports』の皆様に感謝いたします」とコメント。さらに「チャイニーズ・タイペイの大学バスケットボールのチャンピオンとして最高のパフォーマンスを披露し、他国の選手やコーチと交流できることを楽しみにしています」と、WUBSの目的を理解して、2度目の出場でどのようなパフォーマンスを発揮するのかに注目が集まる。
今大会ではWUBSのオープニングゲーム(8月11日11時ティップオフ予定)で東海大学との対戦が決定している。この組み合わせは前回大会にも行われており、そのときは74−90で国立政治大が敗れた。しかし、第3クォーターまでは65−60とグリフィンズがリードをしていただけに、この一戦にかける思いの強さは想像に難くないだろう。
そのリベンジに燃える相手に対し東海大の陸川章HCは、「国立政治大も当然いいチームですし、昨年は我々に負けているので初戦に懸けてくると思います」と警戒の色を隠さない。今回も激しい攻防が期待されるだけに、オープニングマッチにふさわしいバスケットボールを披露してくれるはずだ。