2022.09.10

スピードを武器に世界へ挑む宮崎早織「金メダル獲得に貢献できるよう頑張っていきたい」

ポイントガードのポジション争いを制し、ワールドカップのメンバーに入った宮崎早織 [写真]=伊藤大允
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 9月8日、「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2022」に挑む女子日本代表12名が発表。「東京2020オリンピック競技大会」に続いてメンバー入りを果たした宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)がオンライン会見に臨んだ。

 8月22日から9月3日まで行われた第5次強化合宿参加メンバーには宮崎、安間志織(ウマナ・レイェ・ベネツィア)、山本麻衣(トヨタ自動車 アンテロープス)に加え、ワールドカップのメンバーから外れた本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)と4人のポイントガードが名を連ねていた。恩塚亨ヘッドコーチ体制の全14試合に出場した宮崎は「争奪戦だったので、毎日が苦しかったです。本当に12人に入れて良かったと安心しています」と気持ちを吐露。「一人ひとりの持ち味は違います。安間選手は町田(瑠唯/ワシントン・ミスティックス、富士通 レッドウェーブ)選手のようなゲームコントロール、山本選手は若さ溢れるエネルギッシュなプレーが特徴。私はスピードが武器です。チームの流れが悪い時、自分がエネルギーを出して、スピード溢れるプレーをコート上で表現できたらいいと思ってます」と、自身の役割についても触れた。

 所属チームでともにプレーする渡嘉敷来夢(ENEOS)もメンバー入り。日本代表とENEOSのバスケットは「全く違う」というが、「自分が積極的に攻めることで、タク(渡嘉敷のコートネーム)さんが空くと思っていて、そこを狙っていきたいと思っています」と明かした。

 キャプテンの髙田真希(デンソー アイリス)から「お笑い担当」に任命されるなど、チームの盛り上げ役としても期待される。「ちょっかいを出すのが好き」と笑った“スピードスター”は、「目標は金メダルを取ること。それに貢献できるように頑張っていきたいです」と意気込みを語った。

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