2025.10.26
10月16日、島田慎二氏(JBA会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第258回が配信。『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON TIPOFFカンファレンス』の会場で収録が行われ、島田氏に代わり番組のヘビーリスナーだという中村太地(島根スサノオマジック)と、細川一輝(群馬クレインサンダーズ)の対談の様子が届けられた。
若手選手らを中心としたBリーグ選抜チーム『B.LEAGUE UNITED』に参加した細川。国内ではオーストラリアリーグNBL選抜と対戦し、アメリカではGリーグのチームと対戦した。特にアメリカでの試合について「プレッシャーが本当にすごくて、ガード陣が本当に大変だった。ターンオーバーもすごく多くなってしまった。フィジカル面やスピード、判断というところで本当に差を感じましたね」と振り返った。
BリーグとGリーグの違いについて問われると、体格差でパスが通りづらいことや攻守切り替えのテンポの速さを挙げた。さらに「自分もそうだけどBリーグの選手はシュートする時に1回止まってしまう。(Gリーグの選手は状況を見て)本当にパッパッとすぐに判断して、寄ってきたらすぐパスされるのでノーマークで3ポイントシュートを打たれるし、決定力も高かった」と、シュートを打ち切る速さにも言及した。
中村が「日常的に海外選手とやる機会があれば、成長につながる実感は」と尋ねると、細川は「つながると思います」と即答。今後の自身の成長を見据え「(Gリーグとの)1試合目は強度の高さを感じていたけど、だんだんとみんなも慣れてきて、自分たちのやりたいオフェンスというのも出せるようになっていった。(海外のチームと)“やっていく”というのは本当に大事かな」「(次回も取り組みがあれば)出られる機会があるなら参加したい」と力強く続けた。
B2ライジングゼファー福岡からB1島根に移籍した中村太地。移籍を決めた要因の1つに「ヘッドコーチと面談してすごく成長できそうだなって思った。広瀬GMに前々から見てもらっていて、声もかけてもらっていた」と、選手としてステップアップに繋がる環境や体制の魅力を挙げた。加えて「山口出身なので、中国地方の空気のいいところに惹かれた」と、故郷に近い環境も魅力だったと明かした。
島根での生活について尋ねられると、中村は「街中はすごく声をかけられる」とファンの熱心さに触れた。ホームタウンである島根県松江市は温泉街としても発展しており、温泉やサウナに通う選手も多い。細川が冗談交じりに温泉での声かけの有無を聞くと、中村は「(気まずいので)温泉では声をかけないでください(笑)。街中ではOK!」と、島根のファンとの交流も楽しんでいる様子を伝えた。
中村は7月に行われた『日本生命カップ2025(東京大会)』で日本代表選手として出場したため、オフシーズン期間に例年と比べ休息に充てられる時間は短かった。しかし「疲労感があるなと感じてはいるけれど、それを乗り越えてこそ選手としてもう一段階上に行ける」と前向きに捉えている。中村は練習中に負傷したが、開幕戦までに無事復帰を果たした。
番組の最後には、細川と中村から今シーズンの目標とファンへのメッセージが送られた。
細川「今シーズン、新加入選手が来て“勝たなきゃいけないメンバー”が揃ったと思うので、1試合1試合大事にして、優勝を目標にしていきたいです。個人としては(チームに)パッサーが増えたこととシュートを打てる選手が多いことで、ノーマークで打つ機会がこれまで以上に増えると思うので、シュートを決め切ってチームに勢いを与えながら、3ポイント王も獲りに行きたいなと思っています」「いい時も悪い時も、自分たちを後押ししていただきたいですし、自分たちは“勝ち”で恩返しできるように頑張るので、今シーズンも応援よろしくお願いします」
中村「(移籍してきた)岡田侑大選手がいたり、外国籍選手3人とも継続であることに加えて新しいヘッドコーチがきて、新たな力と継続的な力を融合させて、タレントが揃っているチームだと思うので優勝を狙います。個人としては代表でやりたい気持ちはすごくあるので、代表にもう1回呼んでもらえるように、シーズン中に圧倒的なパフォーマンスを出して、細川選手の3ポイントを守って、自分が決めてやりたいと思います」「(番組のヘビーリスナーなので)喋りの方でも島田さんの背中をしっかり追っていけるように、今シーズン頑張っていきたいと思います」
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