ヨキッチを擁する西4位のナゲッツに衝撃…2023年NBA王者がマローンHCを解雇

10シーズンにわたってナゲッツを率いたマイケル・マローンHC [写真]=Getty Images

　デンバー・ナゲッツは4月9日（現地時間8日）、マイケル・マローンヘッドコーチを解雇したことを発表した。今後はデビッド・アデルマンアシスタントコーチが指揮を執るという。

　現在53歳のマローンHCは大学での指導キャリアを経て、2001年にニューヨーク・ニックスのACに就任。クリーブランド・キャバリアーズ、ニューオーリンズ・ホーネッツ（現ニューオーリンズ・ペリカンズ）、ゴールデンステイト・ウォリアーズを渡り歩き、2013年にサクラメント・キングスで初めてNBAチームの指揮を執った。2015年からナゲッツを率いると、2023年に初の優勝をもたらすなど、通算10シーズンで471勝327敗の成績を残した。

　ニコラ・ヨキッチを中心としたナゲッツは9日（同8日）時点でウェスタン・カンファレンス4位の47勝32敗。ただ、オールスターブレイク以降は11勝13敗と黒星が先行し、直近はダブルオーバータイムの末に敗れたミネソタ・ティンバーウルブズ戦から4連敗を喫していた。

　また、ナゲッツはカルビン・ブースゼネラルマネージャーとの契約を延長しないことも発表。テイラー・ジェンキンスHCを解雇したウェスタン・カンファレンス8位のメンフィス・グリズリーズに続き、「NBAプレーオフ2025」を前に大きな決断を下した。