2025.09.06
9月4日(現地時間3日)、ESPNのシニアNBAインサイダー、シャムス・シャラニア記者が2026年のNBAオールスターゲームに関して新たなフォーマットが検討されていると報じた。関係者によれば、来年のオールスターはアメリカチーム2組とワールドチーム1組による3チーム制の総当たり戦となる見込みだという。
計画されているのは、各チーム8選手編成の3チームが出場する方式。各試合は12分1クォーター制で実施され、ラウンドロビン形式で対戦する。グループ戦で1位になったチームが優勝する方式が想定されている。
この案はNBAと選手会がリーグの競技委員会に提示したもので、委員会の反応はおおむね好意的だったとされる。オールスターゲームの形式はここ数年にわたり議論が続いており、より競争性とエンターテインメント性を高める狙いで新たな試みが模索されてきた。
今回の「USA×2 vs World」という形式は、グローバル化を推進するNBAの姿勢を反映したものともいえる。国際舞台で活躍するスター選手が数多く集結する現状に合わせ、国別対抗戦に近い要素を取り入れることで、従来の東西対抗や選手ドラフト制とは異なる盛り上がりが期待されている。
なお、2026年のオールスターゲームはロサンゼルス・クリッパーズのホーム、「インテュイット・ドーム」を中心に開催される予定。正式決定には至っていないが、今後のリーグからの公式発表が待たれている。
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