2025.10.30
オクラホマシティ・サンダーが、10月29日(現地時間28日、日付は以下同)にホームのペイコム・センターでサクラメント・キングス戦に臨み、107-101で勝利した。
昨シーズンの王者は、この試合でもオールスターのジェイレン・ウィリアムズ(右手首の手術から回復中)、アイザイア・ジョー(左ヒザ)、ケンリッチ・ウィリアムズ(左ヒザ)を欠いただけでなく、チーム2位の平均23.0得点10.3リバウンド1.3ブロックを残すチェット・ホルムグレンが腰の痛みのため欠場。
元サンダーのラッセル・ウェストブルック、デニス・シュルーダー、ドマンタス・サボニスが先発に名を連ねたキングス相手に最大10点差をつけられ、39分間にわたってリードを許す苦しい展開をしいられた。
しかし、サンダーは第4クォーター残り2分33秒にルーゲンツ・ドートの3ポイントシュートで逆転に成功。アーロン・ウィギンズのオフェンシブ・リバウンドからアイザイア・ハーテンシュタインがダンクを決め、残り1分43秒で4点をリード。
キングスが詰め寄る中、この試合で脳震盪プロトコルから復帰したアレックス・カルーソが値千金の3ポイント、残り16.0秒にはシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)のステップバックスリーで突き放してみせた。
この日サンダーではSGAがゲームハイの31得点に9リバウンド4アシスト3ブロック、ウィギンズが18得点6リバウンド6アシスト3ブロック、エイジェイ・ミッチェルが18得点2スティール、ドートが13得点5リバウンド2スティール、カルーソとケイソン・ウォーレスがそれぞれ8得点をマーク。
開幕5連勝としたサンダーだが、キングス戦でも3ポイントが不発で成功率は31.8パーセント(14/44)と低調。5試合を終えてリーグワーストの28.8パーセントで、フィールドゴール成功率45.6パーセントも同20位と下位にいる。
それでも、相手チームのフィールドゴール成功率を42.0パーセント(リーグ3位)、3ポイント成功率を32.8パーセント(同7位)に抑え、ディフェンシブ・レーティング103.6は堂々リーグトップと、チーム全体の堅守が光る。
ケガで出場できていない選手たちの復帰時期が気になるところだが、ここまではSGAを筆頭にドートやホルムグレン、ハーテンシュタイン、ウォーレス、ウィギンズ、カルーソ、ミッチェルらを軸に、勝ち続けていることは称賛すべきだろう。
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