2025.12.01

1試合11アシストに35得点…マブスの新人クーパー・フラッグがNBA史上最年少記録を樹立

フラッグがクリッパーズ戦で35得点を奪った[写真]=Getty Images
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 ダラス・マーベリックスの新人クーパー・フラッグが、2夜連続でNBA史上最年少記録を樹立した。

 今年のドラフト全体1位指名でマブスへ入団した男は、11月29日(現地時間28日、日付は以下同)のロサンゼルス・レイカーズ戦で13得点7リバウンド11アシスト3スティールをマーク。18歳の選手として史上最多本数のアシストを残した。

 続く30日のロサンゼルス・クリッパーズ戦。この試合でも先発出場したフラッグは、プルアップジャンパーで初得点を奪うと、その後もフリースローライン付近からプルアップジャンパーを放り込み、カワイ・レナードを振り切ってジャンパーを決め切るなどペイントエリアを中心に加点。

 両チーム最長の37分57秒プレーし、フィールドゴール成功率59.1パーセント(13/22)、フリースロー成功率81.8パーセント(9/11)の計35得点に8リバウンド2アシストをたたき出した。18歳の選手がNBAの公式戦で35得点を奪ったのはレブロン・ジェームズ(レイカーズ)とフラッグのみ。

 レブロンはクリーブランド・キャバリアーズ時代の2003-04シーズンに2度も35得点以上を残してきた。ただ、フラッグはレブロンよりも5日早い18歳と343日で達したことで、NBA史上最年少で35得点を記録した選手となった。

 マブスはレイカーズ戦こそ119-129で落とすも、クリッパーズ戦ではリードチェンジ15度の末に114-110で制して連敗を3でストップ。2連戦の2日目ながら、フラッグのほか、前半無得点だったクレイ・トンプソンが後半に爆発して6本の3ポイントシュート成功を含む23得点、ナジ・マーシャルが18得点8リバウンド3スティール、ブランドン・ウィリアムズが14得点7アシスト3スティールを残した。

 クリッパーズ戦を終えて、マブスはウェスタン・カンファレンス12位の6勝15敗と苦戦。それでも、フラッグは20試合に出場して平均33.9分16.7得点6.6リバウンド3.5アシスト1.4スティールと奮闘を続けている。

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