2025.12.01

SGAがシーズン93試合連続で20得点超え…約61年前の記録を抜いてNBA歴代単独2位に浮上

レギュラーシーズンで1年以上も20得点以上を奪い続けるSGA[写真]=Getty Images
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 12月1日(現地時間11月30日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーが、敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。

 リーグベストの19勝1敗を誇るサンダーにとって、ブレイザーズは今シーズン唯一黒星を喫した対戦相手。11月6日に119-121で惜敗して開幕から続いた連勝が8でストップしたのだが、24日の再戦では122-95でリベンジに成功。

 今シーズン3試合目となったこの日。サンダーは先発センターのアイザイア・ハーテンシュタインをケガで欠く中、エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA)が前半こそシュートタッチに苦しむも、第4クォーター残り2分30秒にベースラインからスムースなジャンパーを沈めて20得点に到達。その後もプルアップジャンパー2本とフリースロー2本を成功させ、サンダーを123-115の勝利へと導いた。

 12連勝を達成したサンダーは、レギュラーシーズン最初の21試合を終えて20勝1敗を残したNBA史上4チーム目となった。ブレイザーズ戦ではSGAが26得点4リバウンド5アシスト、チェット・ホルムグレンが19得点9リバウンド3ブロック、エイジェイ・ミッチェルが17得点5リバウンド5アシスト、ジェイレン・ウィリアムズが16得点8リバウンド5アシスト3ブロック、アイザイア・ジョーが15得点4リバウンド、ルーゲンツ・ドートが10得点6リバウンドと、計6選手が2ケタ得点をマーク。

 そしてこの試合でも26得点を奪ったことで、SGAは2024年11月2日のブレイザーズ戦から続くレギュラーシーズン連続20得点超え試合数を93へ伸ばした。93試合連続の20得点以上は、1963年2月27日から1964年3月19日にかけてウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)が残した92試合を抜き、NBA歴代単独2位。約61年前の偉業を塗り替えた。

 なお、歴代1位は同じくチェンバレンが保持する126試合。1961年10月20日から1963年1月20日まで、20得点以上を奪い続けたのだから驚異というほかない。ただ、ガードのSGAがセンターのチェンバレンが残した快記録の1つに足を踏み入れたことは、高位安定したスコアリング能力の持ち主だと改めて証明したと言っていいはずだ。

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