2026.05.20
5月19日(現地時間18日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズは、敵地ペイコム・センターでオクラホマシティ・サンダーとの「NBAプレーオフ2026」のウェスタン・カンファレンス・ファイナル初戦を迎えた。
ビクター・ウェンバンヤマの欠場を除き、スパーズはプレーオフに入ってディアロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、デビン・バセル、ジュリアン・シャンペニー、ウェンバンヤマがスターターへ名を連ねてきた。
ところが、カンファレンス決勝初戦が始まる約1時間前のこと。フォックスが右足首捻挫で欠場することになり、20歳のルーキーガード、ディラン・ハーパーはこの試合に先発出場することを知らされたという。
2025年のドラフト全体2位でスパーズから指名された196センチ97キロの新人は「ほかの試合と同じように臨む。ただ自分らしくプレーするだけ」と明かし、2度の延長にもつれた一戦で46分57秒もプレーした。
サンダーのペリメーター陣による強固なディフェンスを前に、ハーパーはフィールドゴール成功率40.0パーセント(8/20)とショットに苦しむも、独特なタイミングでスルスルとペイントエリアへ侵入してタフなフィニッシュを決め切るなど計24得点を残し、スパーズの勝利(122-115)に貢献。
しかも、ハーパーはサンダーがキックアウトで3ポイントシュートを狙うべく、アウトサイドへパスをさばいた場面で何度もパスコースに入ってスティールし、両チーム最多の7スティール、さらには11リバウンド6アシストを積み上げた。
1973-74シーズンにスティールが初めて記録されてから、プレーオフで1試合に20得点10リバウンド5アシスト5スティール以上を記録したルーキーは、1980年のアービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)とハーパーのみ。そして、過去46シーズンのカンファレンス・ファイナルで見ても、このスタッツラインをクリアしたのはジュリアス・アービング(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)とハーパーのみだけに、新人ながら驚異的な活躍を見せたと言えるだろう。
シリーズ第2戦は21日。サンダーがどんな対策をしてくるかは気になるところだが、新人とは思えない冷静な振る舞いを見せるハーパーのプレーにも注目したい。
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