2026.02.25
「(選手)選考の一人としてエナジーを出すことや自分の実力をしっかり出し切るということなど、すごくいろいろな思いがありました。でも、やっぱり一番は楽しんでやろうと考えていました」
5月16、17日と2日間にわたって神奈川県の横浜BUNTAIにて開催された『三井不動産カップ2026(神奈川大会)バスケットボール女子日本代表国際試合』。女子日本代表はラトビア代表を相手に2連勝を飾ったが、林咲希(富士通レッドウェーブ)にとってこの大会がパリオリンピック(2024年)以来の日本代表でのプレーとなった。
2試合ともにスターターを務めた林は、初戦でコートに立ったときは少し緊張したとのことだが、攻防においてアグレッシブに動き、12分の出場で5得点4リバウンド1アシスト1スティール。なかでも第3クォーター残り約3分で決めた速攻からのバスケットカウントは、「走ることが自分の持ち味なので、それをしっかりやろうと思っていた」と言うとおり、常に前を走る林らしいプレーだったと言える。
「都野ちゃん(七海/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)がめっちゃプッシュしてくれたので絶対空くと思ってました。でも、ギリギリのラインだったので、もう頑張りました…。前だったらもうちょっと楽に走れたかなって(笑)」と、苦笑いを浮かべながらそのときを振り返った林。加えて「あの時間帯はあまり流れが良くなかったので、どうにかしたいと思っていて、でもそれはオフェンスではなく絶対にディフェンスから作らないといけないと考えていました。周りが若い選手たちだったので、どうにかして自分がリズムを作れるようにと思っていたので、それが表現できたのはいい役割を果たせたかなと思うし続けてやっていきたいです」と、当時の心境も語った。
続く翌日の2戦目では代名詞ともいえる3ポイントシュートを4本を沈めて14得点。復活に華を添えるような活躍を見せた。

[写真]=伊藤大允
2試合を終え「コーリー(ゲインズ・ヘッドコーチ)になってから試合をしたのが初めてでしたが、求められていることはシュートもそうですし、エナジーやディエンスの面。そこをやらないといけないと思ってプレーしていた2日間でした。ディフェンスでは前からのプレッシャーなどフィジカル面がまだまだ足りないと思うので、そこを強化していきたいと思っています。今日(2戦目)は3ポイントシュートを迷って打たなかったときがあったので、そういうことがあったら絶対に選ばれない。シューターは多いですし、競争を楽しみながらやりたいと思います。まずはエナジーでは一番負けないようにやっていきたいです」と、コメント。
その言葉どおり、チームはワールドカップに向けたメンバー入り争いの最中で、林は「今までの経験というのも持っているので、それをしっかり出しながら競争できたらいいかなと思ってますし、それを表現してるところだとも思います」と、言う。また、若手の台頭が著しいチーム事情にも、「若い選手たちのフレッシュさは、私自身にもすごくエネルギーを与えてくれると思っているので、競争ではあるけど、若い選手たちのいいプレーは本当にうれしい。だからそこに焦りはあまりないですね」と、笑顔でこたえた。
「コーリーから見て、(メンバーに)選ばれたら試合に出るし、選ばれなかったらもうそれだけのこと。そう思っているので、そこまで考えすぎず、自分のプレーをしっかり出していきたいと思います」
そこに気負いはない。「一つの試合や合宿に集中してやることが次につながるというのは、今までもそう思ってやってきました」というシューターは、これからも目の前の目標と課題をクリアしながら強固な土台を作っていく。
文=田島早苗
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