2026.06.22
オクラホマシティ・サンダーが、ロスター整理に動いたようだ。『ESPN』や『The Athletic』などの現地メディアによると、サンダーはアーロン・ウィギンズをアトランタ・ホークスへ放出し、見返りとして将来のドラフト2巡目指名権2本を獲得するトレードに合意したという。
サンダーは今回の取引で、ホークスの2030年ドラフト2巡目指名権に加え、2032年のホークスまたはロサンゼルス・レイカーズのうち順位が低い方の2巡目指名権を獲得。ロスター枠を1つ空けるとともに、サラリー総額の削減にも成功した。チームオプションの判断期限が近づいているルーゲンツ・ドートやアイザイア・ハーテンシュタインといった主力選手の契約管理にも余裕が生まれ、ラグジュアリータックスの負担軽減も見込まれている。
現在26歳のウィギンズは、2021年のNBAドラフトで全体55位指名を受けてサンダーへ加入。再建期を支えた選手育成の成功例としても知られており、2024-25シーズンにはキャリアハイとなる平均12.0得点を記録し、同年のリーグ制覇にも貢献した。
2025-26シーズンは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズから加入したジャレッド・マケインの活躍や若手ガード陣の成長もあり、ウィギンズの出場機会は減少。今シーズンのプレーオフでは、カンファレンス準決勝と同決勝での平均出場時間が4.5分にとどまっていた。
一方のホークスは、昨シーズンにトレイ・ヤングをトレードで放出し、新たなチーム作りを進めている最中。直近ではCJ・マッカラムとの再契約も報じられており、実績豊富なベテランでありながら若手育成にも定評のある同選手を軸に、競争力と将来性の両立を図っている。ベンチから得点を量産できるウィギンズの加入は、そうしたチーム方針にも合致する補強と言えるだろう。
『The Athletic』によると、ウィギンズは来シーズンに900万ドル(1ドル=161円換算で約15億円、為替換算は以下同)超の年俸を受け取る予定。契約は残り3年となっており、最終年の2028-29シーズンにはチームオプションが設定されている。ホークスは今年2月のルーク・ケナード放出で発生した1100万ドル(約18億円)のトレード例外条項を活用してウィギンズを獲得するものとみられており、正式な契約成立はNBAのモラトリアム期間が終了する7月6日以降となる見込み。
ホークスは今後数日以内に、契約の一部のみ保証されているバディ・ヒールドや、チームオプションを抱えるジョナサン・クミンガについても判断を下す必要がある。ウィギンズ加入の裏で、ヒールドやクミンガの去就がどのような結末を迎えるのかにも注目が集まりそうだ。
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