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「スーパースターでも出場時間を貰えないだろう」ベバリー、NBAと欧州の違いを語る

ヨーロッパでキャリアを続けるベバリー (写真は2024年のもの) [写真] = Getty Images
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 NBAとヨーロッパのバスケットボールには、プレースタイルだけでなく、チームや選手を取り巻く環境にも大きな違いがあるようだ。元NBA選手で、現在はフランスでプレーするパトリック・ベバリーが、欧州バスケットボールの厳しさについて語っている。

 ベバリーは、ヤニス・アデトクンボの兄タナシス・アデトクンボがホストを務めるポッドキャスト番組『Thanalysis』に出演。NBAでプレーするスター選手たちがヨーロッパに移った場合、全員が同じように活躍できるわけではないとの見解を示した。ベバリーは「NBAのスーパースターの中でも、ヨーロッパではプレータイムももらえない選手が出てくるだろうね」と語り、次のように続けた。

「誰か特定の人物に対して、フィジカル面やコート上での能力を否定するつもりはない。ただ、メンタリティの部分でまったく違うんだ。アジャストの方法がまったく違う。すべてがチームを中心に動く。コーチがすべてを決めるんだ。大人で構成された大学チームのようなものだよ。個人よりもチームが優先される」

 “チーム”の位置づけにおける違いを強調したベバリーだが、コート外の環境にも違いがあると説明した。遠征時にはチームメートとホテルの部屋を共有することもあり、NBAほど選手個人の快適さを重視した移動環境ではないという。

 さらに試合中の戦術についても、「ショットクロックを使い切るため、ギリギリまでシュートを打たない」という判断さえチームとして徹底することがあるとし、ヨーロッパでは個人の判断以上にチームとしての遂行力が求められると説明した。また、「すべてがディフェンスを軸に構築されている」ともコメントしている。

 ベバリーはNBAで12シーズンを過ごした一方、NBA入りする前にはウクライナやギリシャ、ロシアでプレー。NBAを離れた後もハポエル・テルアビブやPAOKでプレーしており、NBAとヨーロッパ双方のバスケットボールを知る経験豊富な選手である。2026-27シーズンはフランスのブールザックに加入することが決まっている。

 そんなベバリーだからこそ、今回の発言は単なるNBA批判というより、長年にわたってヨーロッパとNBAの両方を経験してきたからこその実感と言えるだろう。個人の能力だけではなく、チームへの献身やコーチの指示を遂行する規律を重んじるヨーロッパでプレーするベテランが、今後どのようなパフォーマンスを見せるのかにも注目が集まりそうだ。

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