2025.11.19
NBAで長年活躍したパトリック・ベバリーが、欧州でプロキャリアを続ける。フランスのブーラザック・バスケット・ドルドーニュは、ベバリーと2026-27シーズンの契約を結んだことを正式に発表した。
NBAで12シーズンを過ごしたベバリーは、3度のNBAオール・ディフェンシブ・チーム選出を誇り、NBAだけでなく各国でキャリアを積んできた。2008年にウクライナでプロキャリアをスタートすると、2009年にはNBAドラフトでロサンゼルス・レイカーズから全体42位指名を受けた(のちに交渉権がマイアミ・ヒートに移動)。ドラフト指名後も、当時のチーム事情などが重なり、ベバリーはNBAではなくギリシャのオリンピアコスや、ロシアのスパルタク・サンクトペテルブルクでプレーを続けることとなった。
オリンピアコスでは2010年にギリシャカップ優勝を経験し、ユーロリーグでは準決勝に進出。スパルタクではさらに存在感を高め、2011-12シーズンにはユーロカップのMVPに選出された。
2013年にヒューストン・ロケッツと契約すると、持ち前のフィジカルと激しいディフェンスで評価を高め、2013-14シーズンにNBAオール・ディフェンシブ・セカンドチームへ初選出。2016-17シーズンにはファーストチームにも選ばれ、NBAハッスル・アワードも受賞した。
以降、ロサンゼルス・クリッパーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、レイカーズ、シカゴ・ブルズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ミルウォーキー・バックスとチームを転々とした。ベバリーが最後にNBAでプレーしたのは、バックスの一員として過ごした2023-24シーズンとなった。NBAではレギュラーシーズン通算666試合に出場し、平均8.3得点4.1リバウンド3.4アシスト1.1スティールを記録している。
NBAを離れた後も、ベバリーは欧州でキャリアを続けた。2024-25シーズンにはイスラエルのハポエル・テルアビブでプレーし、2025-26シーズンはギリシャのPAOKテッサロニキに加入した。
昨シーズンを過ごしたPAOKではギリシャリーグのレギュラーシーズン8試合に出場し、平均7.8得点5.0リバウンド3.3アシストを記録。FIBAヨーロッパカップでは9試合に出場し、チームの決勝進出に貢献している。
欧州で経験を積み、NBAで12シーズンにわたって戦ったのち、再び欧州でプレーを続けているベバリー。38歳となった今も、そのキャリアはまだ終わりを迎えていない。
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