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レイカーズ新オーナー、買収の舞台裏を語る「我々はラスベガスの新球団を狙っていた」

レイカーズの新オーナーとなったボブ・アイガー(写真は2024年のもの) [写真] = Getty Images
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 8月12日(現地時間11日)、レイカーズの売却が決定したことが報じられ、ジョシュア・クシュナーとボブ・アイガーによる新オーナーグループが球団を取得することが明らかになった。買収額は約125億ドル(1ドル=159円換算で約2兆円、為替換算は以下同)に達するとされ、NBA史上最高額での球団売却となる見通しだ。

 今回の買収に関して、クシュナーとアイガーは以前からラスベガスへのNBA新球団設立に関心を示していたという。現地メディア『ESPN』によると、両氏はラスベガスへのエクスパンションチーム誘致を検討していたものの、新球団の取得に必要となると見込まれる金額が上昇。そのなかで、既存球団を買収する可能性を模索するようになったという。

 記事によれば、新オーナーグループは8月9日(現地時間8日)に現オーナーのマーク・ウォルターへ初めて接触。その後、交渉は急速に進み、わずか数日で売却合意に至ったという。

 元ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのアイガーは『New York Post』の取材に応じ、今回の買収に至った経緯を明かした。アイガー自身も、今回の買収がラスベガスの新球団構想から始まったことを認めている。

「我々は、ラスベガスの新球団を狙っていた。その最中に、マーク・ウォルターがレイカーズの持ち分を売却することに関心があるかもしれない、という話が出てきた。球団の価値、そしてレイカーズがリーグの象徴的なチームであることを考えれば、我々が買収に動くのは非常に賢明なことだとすぐに判断した。取引は3日間でまとまった。それほど単純な話だった」

 ウォルターは2025年にレイカーズの経営権を取得したばかりだったが、今回の売却では、当時の取得額を約25億ドル(約4000億円)上回る金額が提示されたとされる。

 もともとウォルターは、積極的にレイカーズを売却しようとしていたわけではなかったという。しかし、球団を取得してからわずか1年足らずで、それを大きく上回るオファーが届いたことで、売却を決断したとみられている。

 なお、今回のオーナー交代によって、球団運営の体制がすぐに大きく変わるわけではないようだ。

 ウォルターがレイカーズのオーナーとなった際には、少なくとも5年間にわたってジーニー・バスを球団のガバナー(球団代表)として留任させることで合意していた。アイガーは、この合意を新オーナーグループも尊重する方針だと明言している。

「我々はジーニーや彼女の父親、そして彼らがこの球団に貢献してきたことに対して、非常に大きな敬意と感謝を抱いている。マークとジーニーの間で交わされた合意を尊重するつもりだ」

 そのうえで、アイガーは将来的な変化の可能性を完全には否定しなかった。

「もし状況が変われば、変わることもある。しかし我々は、彼女が誰であり、この組織にとって何を意味するのかについて、最大限の敬意と感謝を持って今回の買収に臨んでいる」

 ラスベガスの新球団を狙っていたクシュナーとアイガーが、わずか3日間で買収を決めたのは名門レイカーズだった。新たなオーナーグループのもと、名門球団はどのような未来を描いていくのか。今後の動向に注目が集まる。

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