2026.09.13
カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)とフレッド・バンブリート(ヒューストン・ロケッツ)が、長期離脱を経て実戦復帰を迎える。両チームは10月9日と11日(いずれも現地時間)、マカオで開催されるNBAチャイナゲームズで対戦する予定で、両選手はいずれかの試合で復帰する見通しだ。昨シーズンを全休したベテランガード2人にとって、新シーズンに向けた大きな一歩となりそうだ。
アービングは2025年3月に左膝前十字靱帯を断裂。2024-25シーズンの残り試合を欠場すると、2025-26シーズンも全休した。約19カ月ぶりの実戦復帰を前に、本人はコンディションが順調に整っていることを明かしている。
「コンディションは順調だよ。気分もいい。コンタクトを伴う練習や、激しいプレーにも慣れていく必要がある。練習やスクリメージを通じて、自分がどの段階にいるのかを確かめているんだ」
また、アービングは練習と実戦の違いにも言及。「練習はとても役に立つけれど、試合を完全に再現することはできない」とした上で、「プレシーズンをいい形で過ごしていきたい」と抱負を語った。
一方、バンブリートも右膝前十字靱帯の断裂により、昨シーズンを全休。負傷から約1年を経て、NBAの舞台へ戻ろうとしている。
もっとも、バンブリートは復帰戦を特別な節目として捉えるのではなく、長いシーズンを戦い抜くための過程の一つと考えているようだ。復帰を実感する瞬間があるのかと問われると、次のように語った。
「『戻ってきた』と言える特別な瞬間があるわけじゃない。健康な状態でバスケットボールをプレーし続けられること、それが僕にとっての“復帰”なんだ。レギュラーシーズンも一つの過程になる。うまくいく試合もあれば、そうでない試合もあると思う。だから、1試合ごとの出来や、その時々の状態だけで自分の回復を判断したくないんだ」
バンブリートはさらに、「シーズン終盤に最高の状態でいたいんだ」と語った。目指しているのは、復帰戦で結果を残すことだけではなく、シーズンを通じてコンディションを高め、終盤まで最高の状態でプレーできるようにすることのようだ。
また、バンブリートは昨年の今ごろ、まだ歩くこともできなかったと振り返り、現在は順調に回復していると説明。ロケッツのイーメイ・ユドカHC(ヘッドコーチ)も、バンブリートについて、得点やシュートだけでなく、攻守両面でチームメートを落ち着かせ、プレーを整理する能力を高く評価している。
長期離脱からの復帰という共通点を持ちながら、アービングは再びコートに立つ喜びを語り、バンブリートは長期的な視点でコンディションを整えることを重視している。マカオでの2試合は、両選手にとって復帰への第一歩であると同時に、マーベリックスとロケッツが新シーズンに向けてチームを整える機会にもなりそうだ。
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