2026.07.17
八村塁や河村勇輝のように、コートに立つプレーヤーでなくても、NBAにたどり着く道はある。球団は選手やコーチ、フロントだけで成り立っているわけではない。データ、法務、マーケティング、コミュニティ活動、デザイン、イベント運営など、数々の専門職がチームを支えているからだ。NBA好きであれば、一度は憧れたことがあるであろう“球団関係者”という肩書き。そのチャンスは、意外にも日常の求人サイトに存在する。
17度の優勝を誇る名門、ロサンゼルス・レイカーズのLinkedIn(ビジネス特化型SNS)には現在、複数ポジションの求人情報が掲載されている。もちろん、勤務地はアメリカ西海岸。では実際に、レイカーズはどのような職種で、どのような人材を求めているのだろうか。

[写真]=Getty Images
求められるのは、NBAのサラリーキャップ規則、労使協定(CBA)、選手契約、ロスター構築戦略に関する7年以上の実務経験。さらに、法務、データシステム、プロジェクトマネジメント、アナリティクスなど、幅広い領域を横断する知識も必要とされる。複雑なCBAや契約構造を、実際の意思決定に使える戦略フレームワークやテクノロジーへ落とし込む役割であり、まさに“球団の頭脳”とも言えるポジションだ。
勤務地はレイカーズの施設があるエル・セグンドが中心で、ホームゲーム開催時にはロサンゼルス中心部の『クリプト・ドットコム・アリーナ』に勤務。年俸は30万ドルから33万ドル(約4900万から5400万円)と、球団内でも高水準の待遇が用意されている。

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応募条件としては、スポーツマネジメント、コミュニケーション、PR、非営利組織マネジメント、マーケティング、教育などの学士号に加え、コミュニティ・リレーションズ、フィランソロピー、ソーシャルインパクト関連分野で4年以上の経験が求められる。プロジェクト管理能力やコミュニケーション力はもちろん、夜間や週末、祝日のイベント対応にも応じられるフットワークの軽さも必要だ。年俸は7万5000ドルから8万ドル(約1200万から1300万円)となっている。

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仕事内容は、SNS、Web、アプリ、印刷物、広告、試合演出、ファン向けコンテンツなど、ファンが目にするビジュアル全般に及ぶ。単にデザインを制作するだけではなく、ブランドの価値観や個性をどのように視覚化し、感情に訴えるストーリーとして届けるかまでを設計する役割だ。必要なのは、グラフィックデザイン分野で8年以上の実務経験と、デザイナーやフォトグラファーなどのクリエイティブスタッフを管理した3年以上のマネジメント経験。Adobe Creative Suiteをはじめとする制作スキルに加え、経営陣へクリエイティブコンセプトをプレゼンする能力も求められる。
年俸は10万5000ドルから12万5000ドル(約1700万から2000万円)。試合だけでなく、レイカーズというブランド価値そのものを世界へ発信する重要な役割を担う仕事だ。

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経験を前提にした、いわゆる中途採用で戦力アップを試みるレイカーズ。仮に今は応募条件に当てはまらなくても、こうした募集要項は自身のスキルアップの目安となる。
レイカーズが求める人材に条件に当てはまり、アメリカへの移住が可能な方は、是非応募してみてはいかがだろうか。
文=Meiji
2026.07.17
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