2020.06.24

レイカーズが誇る守備巧者エイブリー・ブラッドリーが今季“第二幕”の参戦を辞退

ブラッドリーは執拗なディフェンスでマッチアップ相手を苦しめてきた[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

主要ローテーション入りしていたブラッドリーの代役候補はJR・スミスか?

 6月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのエイブリー・ブラッドリーが『ESPN』へ今季のシーズン再開後にプレーしないことを伝えたとエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

 今季でキャリア10年目のブラッドリーは、190センチ81キロのシューティングガード。ここまで49試合(うち先発は44試合)に出場して平均24.2分8.6得点2.3リバウンド1.3アシスト0.9スティールをマーク。

 これまでオールディフェンシブチームに2度選ばれた実績を持つ29歳は、ウェスタン・カンファレンス首位のレイカーズでローテーション入りし、執拗なディフェンスを中心に貢献してきた。

 ブラッドリーはカイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)と共に、人種差別問題や新型コロナウイルスのパンデミックを理由に、シーズン再開には否定的な考えを明かしていたのだが、出場辞退を決めた最大の要因は家族の健康面。特に6歳の息子は呼吸器疾患で苦しんだ過去があるため、おそらくシーズン再開後に“バブル”と評される開催地へ入ることが医者から認められないという背景があったようだ。

 今季の第二幕参戦を辞退することを決断したブラッドリーは、65万ドル(約6890万円)を損失する見込みだという。

 そのため、レイカーズはロースター枠に1つ空きができたのだが、JR・スミスがブラッドリーの代役として筆頭候補に浮上していると同メディアが報じている。クリーブランド・キャバリアーズ在籍時にレブロン・ジェームズと約4シーズンをプレーしたスミスは、キャッチ&シュートから数多くの長距離砲を突き刺してきたボリュームシューター。

 キャリア15年を誇る34歳のベテランは、プレーメイカーを務めるレブロンとのプレー経験があることから、獲得候補として浮上しているのだろう。

ブラッドリーの代役候補に挙がっているスミス[写真]=Getty Images

BASKETBALLKING VIDEO