2021.04.05

クリッパーズでデビューを果たしたロンド「僕の仕事は…」

クリッパーズに加入し、デビュー戦で3アシストを記録したロンド[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

クリッパーズでの役割を語るロンド

 4月5日(現地時間4日)、ロサンゼルス・クリッパーズはロサンゼルス・レイカーズと対戦し、104-86で勝利。この日トレードでクリッパーズに加入したラジョン・ロンドは新天地でのデビューを果たし、ベンチスタートで約13分出場。ニコラ・バトゥームマーカス・モリスの3ポイントシュートをアシストするなど、2得点3アシスト2スティールを記録した。

 クリッパーズは長らくゲームメーカーを欲していたために、優勝経験のあるベテランガードのロンドの加入はプラスに作用することだろう。『Clutch Points』によれば、指揮官であるタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は、「やや試合勘は鈍っていてターンオーバーもしていた。しかし彼の試合でのペースは、我々に異なる何かをもたらしてくれるだろう」と、評価している。

 またロンド本人はカワイ・レナードポール・ジョージとの今後のプレーについて、「僕の仕事はメインの2人がより戦いやすい場所でボールを持てるようにすること。セットディフェンスに対して、彼らがハードにプレーする限り、それが僕の役目だ」と語っている。「一度足を止めて、ペースに流されずに戦況を見極めることができれば、僕の仕事はうまくいっていることになる。そして相手のディフェンスが構築される前に、彼らにボールを託すことで1on1へと展開させていくんだ」と、自身の役目を話した。

 昨シーズンはレイカーズに所属し、ハーフコートオフェンスで攻撃を組み立てると、トランジションではアリウープや味方の3ポイントを演出。自らもドライブやアウトサイド、さらにスティールと幅広いプレーでレイカーズの優勝に貢献した。ポストシーズンで本領発揮することから、『プレーオフ・ロンド』という異名を持つ選手だけに、優勝を目指すクリッパーズでの高いパフォーマンスを期待したい。

ラジョン・ロンドの関連記事