2021.09.30

ジェイソン・キッド新HCの下で迎える今季、期待がかかるポルジンギスは先発PF起用か

ポルジンギスはマブス2番手の得点源[写真]=Getty Images
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 ダラス・マーベリックスは2シーズン連続でプレーオフに進むも、ロサンゼルス・クリッパーズの前に2年連続でファーストラウンド敗退を喫している。

 昨季終了後、チームはリック・カーライル前HC(ヘッドコーチ/現インディアナ・ペイサーズHC)と決別し、ジェイソン・キッド(元マブスほか)が新たな指揮官へ就任。

 先日行われたメディアデイで、キッド新HCはルカ・ドンチッチへ「チームメートたちをもっと頼るんだ」とアドバイスし、クリスタプス・ポルジンギスに大きな期待を寄せていた。

 ポルジンギスは221センチの長身ながらオールラウンドなプレーが魅力のビッグマン。昨季は平均20.1得点8.9リバウンド1.6アシスト1.3ブロックに加え、3ポイント成功率37.6パーセント(平均2.3本成功)を残しており、出場した全43試合で先発を務めた。

 昨季のレギュラーシーズンで、マブスは計28パターンものスターターをコートへ送り込んでおり、最も多かったのはルカ・ドンチッチジョシュ・リチャードソン(現ボストン・セルティックス)、ドリアン・フィニー・スミス、マキシ・クリーバー、ポルジンギスという布陣。

 ポルジンギスは以前、「僕はパワーフォワードよりもセンターの方がより効果的になれるんだ」と話しており、昨季もほとんどセンターとして起用されていた。

 だが9月30日(現地時間29日)にキッドHCは先発センターにはドワイト・パウエル、先発パワーフォワードにポルジンギスを起用する計画であることを明かした。

 ただ、新指揮官はポルジンギスへ制限なくのびのびとプレーすることを望んでおり、高さを活かしたミスマッチを駆使して貪欲に点を奪いにいってほしいということなのだろう。

 今季の予想スターターはバックコートにドンチッチとティム・ハーダウェイJr.、フロントコートにフィニー・スミス、ポルジンギス、パウエルの5人。ベンチからレジー・ブロックやクリーバー、ジェイレン・ブランソンといった選手たちが出てくることとなる。

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