2022.01.21
16日(現地時間15日)にアウェーでロサンゼルス・レイカーズと対決したシカゴ・ブルズ。チームのオフェンスを組み立てるロンゾ・ボール(ブルズ)はこの試合で27得点7リバウンド8アシストを記録し、121-103での勝利に大きく貢献した。
ここまでの14試合でボールは1試合平均12.9得点5.4リバウンド4.6アシストを記録しており、デマー・デローザンやザック・ラヴィーンに並んでコートに立っている。平均出場時間35.1分はこれまでのキャリアで最長となっているが、ボールはブルズでプレーしていることに喜びを感じているようだ。
シカゴの地元メディア『NBC Chicago』のインタビューに対し、ボールは「最高の気分だよ。コーチ陣もチームメイトもいい関係を築いている。僕は自分を必要とし、僕に変わらないことを望んでくれる場所に来たかった。シカゴは僕にとって最高の場所だよ」とコメント。まだシカゴに来て日は浅いが、こうした気持ちを抱けることからは環境の良さがうかがえる。
また、かつてロサンゼルス・レイカーズにアンソニー・デイビスとのトレードで手放された件についても、以下のように言及した。
「それがビジネスの一部であることは理解している。自分が必要とされていないと感じるのは初めてだったけど、相手がデイビスなら恥じることはない。彼は史上最高の選手の1人だからね。」
トレードされた選手が元の球団を恨むことは珍しくないが、ボールは冷静に状況を見ている。それは好きなスポーツで家族を養えているということが彼にとってなによりだからなのかもしれない。
「僕はバスケットボールをプレーできて、いい給料をもらい、家族の面倒を見ることができている。それが一番重要なんだ」
2017-18シーズンからプレーオフを逃しているブルズだが、16日時点で東地区2位と理想的なスタートダッシュを切れている。この若き司令塔の活躍もあって、今シーズンはポストシーズンでもその姿を見ることができそうだ。
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