2022.06.05

トンプソンの父は変わった理由でウォリアーズを応援?…気にしているのは“優勝回数”

初戦で15得点22リバウンド3アシストをマークしたトンプソン(右)[写真]=Getty Images
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 6月3日(現地時間2日)、NBAファイナルの第1戦でゴールデンステイト・ウォリアーズボストン・セルティックスと激突。92-80と12点のリードで第3クォーターを終えたウォリアーズだったが、最終クォーターでは16-40とセルティックスのオフェンスが爆発し、108-120で逆転負けを喫した。

 GAME1でウォリアーズのクレイ・トンプソンは15得点2リバウンド3アシストを記録。3ポイントシュートも7本中3本を沈めるなど調子が悪いとは言えないが、彼の爆発力は折り紙つきなだけに、より良いパフォーマンスでウォリアーズを勝利に導いてくれると期待したファンもいただろう。

 そのなかの1人と言えるのが、クレイの父であるマイケル・トンプソンだ。マイケルはロサンゼルス・レイカーズ所属時に2度の優勝を経験しており、1987年のファイナルではセルティックスを下している。『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト氏の記事内で、マイケルは“レイカーズとセルティックスの優勝回数”という観点から、ウォリアーズの優勝を祈っていると明かした。

「Dr.バス(ジェリー・バス、当時のレイカーズのオーナー)は『敗北は悪いことだが、セルティックスに負けることはそれ以上に我慢ならない』とよく言っていた。今現在、レイカーズファンはみなウォリアーズの味方さ。私たちは、セルティックスが先に18回目の優勝にたどり着くことを許すわけにはいかないんだ」

 マイケルが言及したように、現時点でレイカーズとセルティックスの優勝回数はともに17回で1位タイ。しかしこのファイナルをセルティックスが制した場合、レイカーズは2位に転げ落ち、セルティックスの単独1位を許してしまうことになる。

 長年に渡って火花を散らしているセルティックスとレイカーズのライバル関係だが、マイケルの望む通りウォリアーズの優勝は実現するだろうか。対決チーム以外の視点から見たファイナルも、また違った面白さを見せてくれそうだ。

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