2022.07.01

ウィザーズ在籍10年目のブラッドリー・ビールが5年約339億円のマックス額で再契約に合意

ビールがウィザーズ残留を決断[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 7月1日(現地時間6月30日、日付は以下同)。ブラッドリー・ビールワシントン・ウィザーズと5年2億5100万ドル(約338億8500万円)というマックス額の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。

 これはビールの代理人を務める『Priority Sports』のマーク・バーテルスタインが同メディアのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えたことで発覚したもので、来季契約(プレーヤーオプション)を破棄していたビールはウィザーズに残留することを決断したことになる。

 今季ビールは左手首の骨折により、自己最少となる40試合のみの出場に終わったものの、平均23.2得点4.7リバウンドにキャリアハイの6.6アシストをマーク。だがウィザーズは今季イースタン・カンファレンス12位の35勝47敗に終わり、ここ4シーズンで3度目となるプレーオフ不出場となった。

 チームは先日行なわれたドラフト1巡目10位でガードのジョニー・デイビスを指名。昨日合意と報じられたトレードでは、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープとイシュ・スミスをデンバー・ナゲッツへ放出し、ウィル・バートンとモンテ・モリスの獲得に成功。

 さらに1日にはアンソニー・ギルが2年契約を結んで残留、フリーエージェント(FA)のデロン・ライトと2年1600万ドル(約21億6000万円)で合意と報じられており、着々と戦力補強に向けて動いている。

 ウィザーズは来季、健康体を取り戻したビールを中心に、再びプレーオフへと駒を進めたいところだ。

ブラッドリー・ビールの関連記事