2023.03.11

ケガ人が続くレイカーズに朗報…先発PGのラッセルがラプターズ戦から復帰

右足首の捻挫で欠場が続いていたラッセル(中央)[写真]=Getty Images
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 3月10日(現地時間9日)、右足首の捻挫で6試合を欠場していたディアンジェロ・ラッセルロサンゼルス・レイカーズ)が11日のトロント・ラプターズ戦から復帰予定であると報道された。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 2月に成立したトレードにより、ミネソタ・ティンバーウルブズから古巣のレイカーズに復帰したラッセル。移籍直後からレイカーズでも先発ポイントガードを務めていたが、2月24日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で右足を負傷し、戦列から離脱していた。

 ダービン・ハムヘッドコーチはラッセルのプレータイムについて、「フルに近い時間で使えるだろう」と、ケガからの回復は順調な模様。受傷後の練習はコーチとのドリルに限定されていたようだが、指揮官は不安を感じさせないコメントを残している。

 また、ハムHCはラッセルが不在の間に先発出場していたデニス・シュルーダーについても言及。「スタートダッシュが肝心なのは分かっているが、クロージングラインナップのほうがわずかに重要だと考えている。デニスは間違いなくそのなかに入るだろう」と、ドイツ出身のガードをベンチ出場に据える意向を示した。

 レブロン・ジェームズモー・バンバなど負傷者が相次いでいたレイカーズだが、2月のトレードデッドライン以降、ディフェンシブレーティングでリーグ1位の107.6を記録。強固な守備を武器に、大混戦のウエスタン・カンファレンスを勝ち抜く準備は万全のようだ。

「残りの16試合は一つひとつが重要な試合だ。チャンピオンシップにつながる道を確保しているわけじゃないけど、そういうアプローチで試合に臨んでいくよ」と、レギュラーシーズン終盤戦への意気込みを語ったラッセル。まずは11日のラプターズ戦で勝利をつかみ、チームに3連勝目をもたらしたいところだ。

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