2023.04.07

2年連続のポストシーズン進出を狙うペリカンズ、得点源ザイオンの復帰時期は不明

今年1月上旬から欠場中のザイオン[写真]=Getty Images
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 昨シーズンに続き、2シーズン連続でプレーオフ出場を目指すニューオーリンズ・ペリカンズは、4月6日(現地時間5日、日付は以下同)にメンフィス・グリズリーズを延長の末に138-131で撃破し、41勝39敗でウェスタン・カンファレンス8位にいる。

 直近10戦で8勝2敗と大きく勝ち越すペリカンズは、7位のロサンゼルス・レイカーズ(41勝39敗)とはゲーム差なし、5位のロサンゼルス・クリッパーズ、6位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(いずれも42勝38敗)とは1.0ゲーム差のため、残り2試合の結果次第では、プレーイン・トーナメントを回避してプレーオフへ進出可能なウェスト6位以内へ入る可能性が残されている。

 今シーズン、ペリカンズはブランドン・イングラムCJ・マッカラム、トレイ・マーフィー三世にヨナス・バランチュナス、ハーバート・ジョーンズらが奮戦しているのだが、チームトップの平均26.0得点に7.0リバウンド4.6アシストを誇るザイオン・ウィリアムソンは51試合も欠場。

 今年1月3日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で右ハムストリングを痛めたザイオンは、同5日のヒューストン・ロケッツ戦から欠場が続いている、4月7日にバスケットボール運営部のエグゼクティブ・バイス・プレジデントのデイビッド・グリフィンが「さらなる評価の結果、ウィリアムソンはリハビリとコンディショニング療法を続けていくことが決まった」と話していることから、依然として復帰時期が定まっていない。

 ザイオンが右ハムストリングを負傷した際、当初は最低3週間の欠場という予定だったのだが、大幅に復帰が遅れており、レギュラーシーズン残り2試合の出場も絶望的と言っていい。

 ただ、ペリカンズは第6シード以内でレギュラーシーズンを終えれば16日から始まるプレーオフのファーストラウンド、7位以下に終わろうとも、プレーイン参戦は確実のため、12日から15日にかけて一発勝負のトーナメントでザイオンが戦列復帰を飾る可能性は残されているということなのだろう。

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