2023.06.25

ニックスがデリック・ローズをウェイブか…『ESPN』が報じる

来年35歳を迎えるデリック・ローズ [写真]=Getty Images
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 6月25日(現地時間24日)、ニューヨーク・ニックスは、デリック・ローズとのチームオプションを破棄する方向であると『ESPN』が報じた。これにより、デリック・ローズは、2023-24シーズンの約1560万ドル(約22億4190万円)の契約が白紙となり、制限なしフリーエージェント(FA)になる。

 現在34歳イリノイ州シカゴ出身のローズは、2008年にドラフト1巡目全体1位指名で地元クラブのブルズに入団。キャリア1年目には新人王、3年目にはNBA史上最年少の22歳6カ月でMVPに選出されるなど華々しいデビューを飾っていた。

 更なる活躍が期待されるローズだったが、度重なるヒザの故障に見舞われると2016年、8シーズンを過ごしたシカゴをあとに。その後は古傷と向き合いながら、ニックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、デトロイト・ピストンズを渡り歩き、ベテランロールプレーヤーとしての地位を確立してきた。

 2020-21シーズン途中、再びニックスに獲得されたローズはプレーオフ進出に貢献。シックスマン・オブ・ザ・イヤー投票では3位にランクインするなど存在感を発揮したが、またもケガに悩まされ2022ー23シーズンは、レギュラーシーズン26試合、プレーオフでは1試合のみ出場に留まった。

 ニックスは、サラリーの減額でローズの復帰を目指す可能性もあるとされている。キャリア終盤を迎えるなかでの今回のFAは彼の今後にどのような影響を及ぼすのか。その去就はオフシーズンのさらなる1大トピックとなった。

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