アデトクンボが驚異のFG精度で伝説ジャバーに並ぶ…通算109度目の30得点10リバウンド5アシスト超

現地20日、ウィザーズ戦で球団記録に並んだアデトクンボ［写真］＝Getty Images

　ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが11月21日（現地20日）、ワシントン・ウィザーズ戦で球団記録に並ぶ快挙を果たした。

　先発出場したアデトクンボは、第1クォーターから確率よくスコアを伸ばし早々に2ケタ得点に乗せると、第2クォーターには3本のアシストに、豪快なダンクも披露しファンを魅了。第3クォーター残り8分に10リバウンドに到達しダブルダブルとし、同1分に30得点に到達。自身109度目の30得点10リバウンド5アシスト以上を記録した。

　バックスでは、1969年から活躍した“レジェンド”カリーム・アブドゥル・ジャバーが、通算109度の1試合30得点10リバウンド5アシスト以上を記録し、球団最多記録を保持していたが、12月に29歳の誕生日を迎えるアデトクンボも伝説的プレーヤーと名前を並べることになった。

　第3クォーターで節目の記録に到達したアデトクンボは、その後もスコアを伸ばし続け、終わってみれば42得点13リバウンド8アシストを記録。また、フィールドゴール成功率は脅威の87パーセント（20／23本）をマークし、ウィルト・チェンバレン、カリーム・アブドゥル・ジャバーに続き、同87パーセント以上で40得点10リバウンド5アシスト以上を記録したNBA史上3人目の選手となった。

　アデトクンボは2つの大記録を残し、チームも142－129で勝利。記念すべき一戦に華を添えた。