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パリ五輪でブーイングが続くアメリカのエンビード「多くの人たちは嫌がると思うけど…」

アメリカで先発センターを務めるエンビード[写真]=fiba.basketball
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 8月4日(現地時間3日、日付は以下同)。アメリカ代表ジョエル・エンビードフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が、パリオリンピックのグループC予選ラウンド最終戦となったプエルトリコ代表戦で2試合ぶりに出場した。

 先発センターとして22分44秒プレーした男は、15得点3リバウンド2アシスト2ブロックをマーク。試合はアメリカが104-83でプエルトリコを下し、3戦全勝で決勝トーナメントへと駒を進めた。

 依然として会場からブーイングを浴びるエンビードは、6日から始まる一発勝負の準々決勝でもブーイングを浴びることが予想されるのだが、本人はポジティブに受け止めているという。

 4日に『Eurohoops.net』へ公開された記事のなかで、エンビードはブーイングについて「俺はずっと大好きだった」と切り出し、こう口にしていた。

「結局、多くの人たちは嫌がると思う。けど俺は愛とリスペクトだと見ているんだ。自分が優れたバスケットボール選手じゃないなら、ああいう扱いを受けることはないだろうからね」

「だから俺は自分が恵まれているんだと見ている。それに俺はこれまでにもっと酷い環境でプレーしてきた。2つのガーデン(マディソン・スクエア・ガーデンとTDガーデン)でね。今に始まったことじゃない」

 日本時間6日と7日にかけて行われる準々決勝で、アメリカはブラジル代表と激突する。大会5連覇に向けて、ここからは負けたら終了の一発勝負となるだけに、213センチ127キロのビッグマンの働きも重要になってくるに違いない。

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