2024.08.21

リラードがブレイザーズ時代を回想「もしオルドリッジが移籍していなかったら…」

リラードがブレイザーズ時代初期の相棒を語った[写真]=Getty Images
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 8月20日(現地時間19日)。ジェフ・ティーグ(元アトランタ・ホークスほか)らがホスト役を務めるポッドキャスト番組“Club 520 Podcast”の最新エピソードが公開された。

 今回のゲストはミルウォーキー・バックスデイミアン・リラード。昨シーズンに平均24.3得点4.4リバウンド7.0アシスト1.0スティールを残した34歳のベテランガードは、通算8度目のオールスターで初のMVPに輝いた。

 そのリラードは、2012年のドラフト1巡目6位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名されてNBA入り。2012-13から2022-23まで11シーズンも所属し、新人王に加えてオールスターとオールNBAチームへ複数回選出。

 とはいえ、通算8度出場したプレーオフでは2019年こそカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったものの、NBAファイナルへ駒を進めることはできず、最後の2シーズンはプレーオフに出場することさえできなかった。

 ブレイザーズ時代、リラードはCJ・マッカラム(現ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ユスフ・ヌルキッチ(現フェニックス・サンズ)、ニコラ・バトゥーム(現ロサンゼルス・クリッパーズ)といった選手たちとプレー。

 なかでもキャリア最初の3シーズンをブレイザーズで共闘したラマーカス・オルドリッジ(元ブレイザーズほか)とのデュオは強烈で、ガードとビッグマンによる見事な組み合わせだった。

「もし(オルドリッジが)サンアントニオへ行っていなかったら、俺たちは少なくとも1回は(チャンピオンシップを)勝ち取っていただろう。俺が自分の持つ力を発揮していただろうし、彼も素晴らしい選手だったから」

 オルドリッジは211センチ113キロのビッグマンで、ポストプレーやミッドレンジジャンパーで得点を量産。リラードと一緒に戦った3シーズンでいずれも平均20.0得点以上を残していた。

 だが2015年夏にフリーエージェント(FA)となったオルドリッジは、NBA入りから9シーズン所属したブレイザーズからサンアントニオ・スパーズへ移籍し、リラードとのデュオも解体となって別々の道を歩んだ。

 オルドリッジがずっとブレイザーズのユニフォームに袖を通してプレーを続けていれば、リラードとしては古巣でリーグ制覇を達成できていたかもしれないと感じているのだろう。

 現在リラードはヤニス・アデトクンボクリス・ミドルトンを筆頭に豪華戦力を誇るバックスで主軸の一角を担っている。昨シーズンはイースタン・カンファレンス3位の49勝33敗でレギュラーシーズンを終えるも、アデトクンボのケガなどもあって「NBAプレ―オフ2024」をファーストラウンド敗退で終えただけに、今シーズンに向けて入念に準備をしていきたいところだ。

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