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サンズを取り巻くトレードの噂…デュラント「このビジネスではどんなことも起こる」

デュラント(右)がチームのトレード話に言及(写真は昨年10月のもの) [写真] = Getty Images
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 1月23日(現地時間22日、日付は以下同)、フェニックス・サンズは敵地バークレイズ・センターでブルックリン・ネッツと対戦。108-84で勝利を収め、今シーズンの戦績を22勝21敗(ウエスタン・カンファレンス10位)とした。

 先発出場したケビン・デュラントは29分間の出場で24得点8リバウンド3アシストを記録。同じく先発で32得点を挙げたデビン・ブッカーとともにチームを牽引した。もう1人の“ビッグ3”であるブラッドリー・ビールはケガでこの試合を欠場している。

 現在、サンズにはビールの放出を核とした大型トレードの噂が報じられている。ビールの対価として、シカゴ・ブルズのザック・ラビーンニコラ・ブーチェビッチや、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーといった選手の名前が挙げられている。22日にはサンズとユタ・ジャズの間でドラフト指名権のトレードが行われ、同じ日の試合でバトラーがサンズのカラーを纏ったシューズを着用していたことから「バトラー獲得の準備が整った」と噂が過熱した。

 一方で、サンズとビールの間にはトレード拒否条項が含まれており、ビール自身が承認しない限りトレードが成立することはない。現地メディア『ClutchPoints』によると、ビールのエージェントおよび本人は自身のトレードの可能性を否定しているとのことだが、ドラフト指名権を獲得したサンズがトレード期限までの残り2週間で何らかの動きを見せることは間違いないだろう。

 ネッツ戦を終えたデュラントは、ロッカールームでのインタビューでサンズを取り巻くトレードの噂について言及した。トレードの噂を「ノイズ」と一蹴した上で、「ただ、ビジネスであることも分かっている」とトレード自体には理解を示し、次のようにコメントした。

「このビジネスでは、どんなことだって起こる。先日、僕たちの兄弟であるジョシュ(・オコーギー)がシャーロット(・ホーネッツ)にトレードされたけど、トレード成立までが非常に速かった。そんな状況の中で、僕たちはお互いに集中して、高め合っていかなければならない」

 デュラント自身も2022-2023シーズンのトレード期限間際にネッツからサンズへ電撃移籍を果たし、大きな話題を呼んだ。今シーズンはどのようなサプライズが待っているか、サンズをはじめとした各チームの動きに引き続き注目が集まる。

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